今日は次の人生相談を。 【玉置妙憂の心に寄りそう人生相談】子どもは巣立ち仕事も定年…私の生きがいは?(女性自身) (略) 私は15年前に離婚してから女手一つで2人の子どもを育ててきました。今ではその子どもたちも成人に。自分の元から巣立っていきまし…
私が大学時代の専門は数学でした。しかも「1足す1はなぜ2になるのか?」といった、非常に根源的な問題を扱う分野でした(数学基礎論といいます)。 あまりにも難解過ぎて、完全に理解することなく卒業してしまったのですが、ある種の考え方みたいなものは…
老後資金orアーリー・リタイアするのにはいくら必要?みたいなネット記事は腐るほどありますが、これは人によって異なるので、ネットの煽り記事よりも、まずは自分で計算みることが大切。 【過去の当ブログ参考記事】 リタイア資金は自分で計算するのが大事 …
東京都民の間では、住んでいる場所によってヒエラルキーがあるそうです。 「都民を名乗れるのは23区だけ...?地方から来て体感した『東京ヒエラルキー』の実態」 「東京都民の中にも細かくヒエラルキーがあり、まず23区以外は『都下』と呼ばれ、都民によって…
先日、中島らも氏の著書を引用し、江戸時代の「宵越しの金は持たねぇ」というのは、「経営者が一旦渡した金を再び吸い上げて、労働者を毎日働かせるシステム」であった、ということを述べました。 「宵越の銭は持たねぇ」とは金を吸い上げて毎日働かせるシス…
「宵越しの銭は持たねえ」なる言葉が江戸っ子のダンディズムとして知られていますが、実はこれ、支配者側に随分と都合の良い集金システム、かつ、人々を働かせるシステムであり、現代日本社会に通ずるところがあります。 今回は、故・中島らも氏のビジネス・…
一部のフリーランスの方々が、セミリタイア・早期リタイアというものを槍玉にあげる記事を書いておられます。 例えば、、、、 アーリーリタイアの「不都合な真実」|ひらっち【フリーライター×農家の経済自由人】|note 「セミリタイア」を現実逃避に使って…
本日は「勤労感謝の日」。 日本国憲法の三大義務の中に「勤労」が含まれていることは、あまりにも有名です。 第二十七条すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ。 賃金、就業時間、休息その他の勤労条件に関する基準は、法律でこれを定める。 児童は、…
誰もが「情弱(情報弱者)」にはなりたくない。 そこで、有利な情報を見つけてトクをしようとする。そのような情報を幅広くネットに拡散して「いいね」を得ようとする。こういうことを繰り返すうちに、本来は「使いこなす」物であった情報が、やがて「踊らさ…
お腹が弱い私にとっての隠れたリタイアの効用。それはトイレにいつでも行けるようになったこと。 リタイアブログ界でも見かけたことが無い話ですが、結構、これは真剣に思っていることなので、書いてみます。 目次 「排泄の欲求」ほど基層的な欲求は他に無い…
私の退職日は今年1/31ですが、その前に年休消化の期間がありまして、その開始日が11/18。つまり昨年の昨日(意味わかる?)。 そう考えると、全く時が経つのは早いものですが、あのときのホッとした感覚は今でも忘れられないのです。 目次 年休消化開始時の…
先日、日本国語大辞典なる全13巻の巨大辞書で「幸福」という言葉を調べてみたら、その初出は次のものでした。 すべて忠臣・孝子・貞婦とて名に高きは、必不幸つみつみて節に死するなり。世にあらはれぬは必幸福の人々なり。 これは、上田秋成という人が書い…
お金を欲しがっている人は多く、その手段として古典的なのが「成功者になること」。すなわち、仕事や投資などで華々しい成果を挙げることです。 しかしそれは簡単なことではないので、どうすれば成功できるのか指南する書籍、セミナー、ネット記事などが、多…
リタイア後の食事は自炊が主体ですが、毎食あまり凝ったものを作るのは面倒臭いものです。そこで、朝と昼は簡素に、あるいは朝昼まとめてブランチとし、何れも12時前には食べ終える、という生活を続けています。 【過去の当ブログ参考記事】 自炊とセミリタ…
コロナ第3波か?と騒がれています。そもそも第2波だってピークよりは減ったと言えど、横ばい状態で来ていて、おさまったとは到底言えない状況。そんな中で、再度の感染拡大です。 コロナでなければやりたいこと、私にも色々とあるのですが、これじゃどうし…
今回は次の記事。20代女性・事務職の方のお悩み。 かわり映えのしない退屈な日常こそ「最高の幸福」であるのはなぜか 哲学者はこう考える(小川仁志) Q テレワークで毎日代わり映えしない生活に嫌気がさします A よいことも悪いことも含めて何も起こらな…
今日は次の記事。 人生後半戦に「価値のないオジサンになる人」と「ずっと稼げる人」の8つの分岐点 人生の後半戦に「価値のないオジサン」にならないためにはどうすればいいのか。マーケティングコンサルタントの酒井光雄氏は「年齢にかかわらず、成長を続け…
コロナのテレワークの影響で注目されているのでしょうか、地方移住&2拠点生活の特集が、例のダイヤモンド・ザイ12月号で組まれるそうです。 東京の「都心部」と「檜原村」での“2拠点生活”の実態は?週3日の都心のホテル代を含めた住居費や食費は安くなり、…
リタイア後どこに住むかは人それぞれですが、金を使わずに貧乏リタイアしたいなら、都会と田舎の中間に位置する「トカイナカ」あたりが手っ取り早いのではないか、という話。 今更な気もしますが、一応書いてみます。 目次 トカイナカを「理想郷」だと言う森…
リタイア年齢が50歳前後のケースに対し、「早めの定年退職。リタイアする意味ってあるの?」みたいな若年リタイア者のコメントを読んだことがあります。 確かに一理あるのですが、一方で、50歳リタイア者と若年リタイア者とでは、発想が異なる点があるんだと…
アメリカ大統領選挙の投票が行われています。 アメリカにとってどちらの候補がよいのか私には分かりませんが、世界的に注目されている選挙ですし、色々考えるところはあるので、少し書いてみます。 目次 4年前は、まさかの結果に・・・ バイデン氏の応援に…
「定年後にやることが無い人」はどうすればよいのか、指南記事がありました。 定年後にやることがない人はどうしたらいい? | TRILL【トリル】 「定年退職したら、やることがない」という人は、公的年金額はそこそこ多い、退職金と現役時代に貯めたお金で、…
先日、「50代でリタイアした女性」が立ち上げた掲示板について取り上げましたが、その中で彼女の行動を「極端」と評したレスがありました。 恐い……女性リタイア者へ「幸せ自慢するな!」と攻撃 50代でひきこもりになりました。幸せです。 | 生活・身近な話題…
セミリタイアとは「フルタイムの賃金労働」を仕分けすることを指すのが一般的でしょう。 ただ、この仕分けはあまりに大きな話であるため、リタイア前に「予備の仕分け」を行って優先度をつけ、優先度の低いものは切り捨てて身軽になる、ということを、多くの…
必要老後資金は2000万円。一時期話題になりました。 でも、生活スタイルは人それぞれ。浪費父さんが使うお金、堅実父さんが使うお金には雲泥の差があるのだから、一律でそんな数字が出せるわけなどないのです。 本稿では、私が聞いた実話をもとに、そのこと…
老子に「足るを知る者は富む(知足者富)」という言葉が出て来ます。「これで充分足りている」「ほどほど」ということをわきまえている者は、たとえ物理的な持ち物は少なくとも、実は富んでいるんだ、豊かなのだ、ということです。 こんなこと、わざわざ言葉…
学校や職場でよく聞かれる言葉に「自主性」あるいは「自主的」なるものがあります。 「自主性」を日本国語大辞典という巨大辞書で調べると、次のように載っています。 他に頼らず、自分の方で考えたり行ったりすることのできる性質。 無色透明な語義解釈です…
多くのリタイアブログでは投資ネタ・副業ネタが付き物ですが、当ブログではかなり少ないです。ゼロとは言わないまでもかなり控えめです。 目次 投資や副業ネタが少ない理由 投資・副業ほとんど無しでリタイアした実例か? 節約ネタに強いわけでもない 私自身…
既に忘れられていますが、東証のシステム障害でバックアップに切り替わらなかった理由が公表されました。 まず、東証が作成した資料を直接ネットで参照できます。 10月1日に株式売買システムで発生した障害について | 日本取引所グループ 結構、読むのにエネ…
リタイア生活で一番すがすがしい時間帯は、個人的には「朝」であり、至福のひと時と思っています。でも会社員時代は違いました。「朝」という時間帯を出勤準備に捧げなくてはいけなかったからです。 目次 リタイア生活における「朝」 会社員時代の「朝」 「…