50歳で早期退職し、セミリタイア!

私セイルは50歳で早期退職、セミリタイアしました!その思いを綴ります。

色々と考察

「憲法の勤労の義務違反」を定年退職者に言わない不思議について

早期リタイア者のみならず、不労所得者、ニート、専業主婦等、いわゆる「労働」「仕事」をしていない人たちに向けられがちな「憲法の『勤労の義務』違反」。 一方で、労働していないにも関わらず、この手の批判からフリーな人々がいます。それが「定年退職者…

インフルエンサーのポジショントークには気をつけた方がよい、という話

最近、ひろゆき氏が「遅刻しても成果さえ出せればいい」というような発言をされて炎上しています。 ひろゆき「遅刻しても成果さえ出せればいい」を論破する有吉弘行の “横綱相撲”…生き残るのは遅刻せず結果出す人(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース ひろゆき氏…

「明日死ぬとしたら」より「3年後死ぬとしたらどう生きるか」を考えたい

誰もが長生きできる保証は無い、死は「明日」にでもやってくるかもしれないんだ。もしあなたが明日死ぬとしても、そのような雑事で時間を浪費するつもりなのか? 人間、もっとやりたいことをやって生きようよ! 的な話が、リタイア界も含め、なされることが…

ホリエモンの田舎肯定論が興味深い

「憧れの田舎暮らし」へのアンチテーゼなのか、ネットでは田舎叩きが多いです。 田舎では隣人の干渉がキツいだの、競争が無くて物価は高いからかえって都会よりも生活費がかかるだの、まぁ、都会人の数にモノを言わせ、言われ放題です。 しかし、もう2年近…

名誉も地位も無い楽しみが、真実の楽しみである

今回は久しぶりに漢文から。『菜根譚』という、明朝末、日本で言うと江戸幕府がちょうど開かれた頃の書物。この書物には含蓄のある言葉が多数収録されているのですが、今回は「名誉も地位も無い楽しみ」と「飢えず寒からずの憂い」について書かれた章から。 …

リタイア後やりたかった「断捨離」にようやく着手

リタイア後にやりたかったこととして、第一に挙げられるのは趣味関連のことですが、その他に、自宅や部屋の整理、そして「断捨離」をしようと思っていました。 しかし、リタイア達成後は、当ブログの立ち上げ・執筆、読書やサイクリングなどで、ついつい後回…

年賀状 ~ 出世や収入に影響があるから出すべき!だそうです・・・

そろそろ、年賀状を○日までに投函しろ、とウザイCMが流れてくる季節。 私は、そんなもん何十年も前から一通も出していませんが、同様の人が多くなってきたのか、年賀葉書の枚数が右肩下がりに減ってきています。 年賀葉書の発行枚数などをさぐる(2020年8月…

定年後にまで「ねばならない」に囚われ過ぎると不幸になる

今日は次の人生相談を。 【玉置妙憂の心に寄りそう人生相談】子どもは巣立ち仕事も定年…私の生きがいは?(女性自身) (略) 私は15年前に離婚してから女手一つで2人の子どもを育ててきました。今ではその子どもたちも成人に。自分の元から巣立っていきまし…

人生に意味はあるのか。数学からの?アプローチ

私が大学時代の専門は数学でした。しかも「1足す1はなぜ2になるのか?」といった、非常に根源的な問題を扱う分野でした(数学基礎論といいます)。 あまりにも難解過ぎて、完全に理解することなく卒業してしまったのですが、ある種の考え方みたいなものは…

都心が頂点の『東京ヒエラルキー』は都心在勤者だけでやってることでは?

東京都民の間では、住んでいる場所によってヒエラルキーがあるそうです。 「都民を名乗れるのは23区だけ...?地方から来て体感した『東京ヒエラルキー』の実態」 「東京都民の中にも細かくヒエラルキーがあり、まず23区以外は『都下』と呼ばれ、都民によって…

「情弱」考 ~ 情報に"踊らされる"よりは"知らない"方がまだいい

誰もが「情弱(情報弱者)」にはなりたくない。 そこで、有利な情報を見つけてトクをしようとする。そのような情報を幅広くネットに拡散して「いいね」を得ようとする。こういうことを繰り返すうちに、本来は「使いこなす」物であった情報が、やがて「踊らさ…

「かわり映えしない退屈な日常」が実は幸福なのだと実感するには

今回は次の記事。20代女性・事務職の方のお悩み。 かわり映えのしない退屈な日常こそ「最高の幸福」であるのはなぜか 哲学者はこう考える(小川仁志) Q テレワークで毎日代わり映えしない生活に嫌気がさします A よいことも悪いことも含めて何も起こらな…

二拠点生活なんて楽勝。場所はトカイナカが狙い目だろう。

コロナのテレワークの影響で注目されているのでしょうか、地方移住&2拠点生活の特集が、例のダイヤモンド・ザイ12月号で組まれるそうです。 東京の「都心部」と「檜原村」での“2拠点生活”の実態は?週3日の都心のホテル代を含めた住居費や食費は安くなり、…

足るを知らざる者は「餓鬼」である

老子に「足るを知る者は富む(知足者富)」という言葉が出て来ます。「これで充分足りている」「ほどほど」ということをわきまえている者は、たとえ物理的な持ち物は少なくとも、実は富んでいるんだ、豊かなのだ、ということです。 こんなこと、わざわざ言葉…

セミリタイア者の自主性、サラリーマンの「自主性」

学校や職場でよく聞かれる言葉に「自主性」あるいは「自主的」なるものがあります。 「自主性」を日本国語大辞典という巨大辞書で調べると、次のように載っています。 他に頼らず、自分の方で考えたり行ったりすることのできる性質。 無色透明な語義解釈です…

リタイア後に襲ってくる?「取り残され感」「おいてきぼり感」

今のところ、私はリタイア生活を何の問題も無く続けていますが、それが可能である要因の一つとして、孤独耐性があるから、というのは絶対あると思っています。 孤独感といっても色々とありますが、早期リタイアとの関連で言えば、「取り残され感」「おいてき…

リタイア後2度目の住民税は自動引落し。キャッシュレシュでは痛みを感じないね。

先日、リタイア後2度めの住民税支払いがありました。 1度めのときは、その額の高さに溜息ついたものでした。 住民税の通知あり。給付金10万など軽く吹っ飛ぶ額に溜息 今回通知があった税額をハッキリ書くのは憚られますが、年額ウン十万円といったところで…

千葉vs埼玉の3番手争い:埼玉は「永遠の4番手」でよい

最近、「埼玉と千葉、どっちが都会か」なる記事が話題をよんでいます。 結果としては、埼玉県民も含めて、「千葉県のほうが都会」と圧倒的多数で答えているそうな。 これに対して、埼玉県で高校まで過ごした私は「埼玉県など『永遠の4番手』でよいんだ」と…

東京・名古屋「中央線で30分」の恣意性に注意

私は名古屋にも住んでいたことがあり、東・名の両地を走る中央線について知っているので、次の記事は「ちょっと恣意的だよね」と感じてしまいます。 どってことのない話ではありますが、こういうのを読むとついつい何か言いたくなってしまうのが、私の悪い癖…

他人ではなく自分のために"一生懸命"生きている

『あやうく一生懸命生きるところだった』なる韓国書籍の邦訳版が出たそうで。その紹介記事が興味深いです。 「あやうく一生懸命生きるところだった」 会社辞めて知る自由の楽しみ 会社員を辞めイラストレーターとの二足のわらじ状態から脱した韓国人の著者が…

世帯年収300万台では幸せになれない!と力説する人達

またまた年収論。 「年収300万台の世帯でも過半数は幸せと感じている」という記事内容ですが、より興味深いのは、そこについているコメント。年収300万台では幸せにはなれない!と力説している人が少なくないのです。 幸せの形なんて人それぞれなのに、彼ら…

満員電車を避ける、これが私のポリシー

最近、自粛解除で満員電車が復活しているとか(もう私は通勤してないので詳細は不明)。 満員電車が好きな人はいないでしょうが、東京都心部へ用事のある場合、どうしようも無いということで諦めている方が多いのかもしれません。 でも、これまで私は何とか…

世帯年収1000万円でも不満な人々が集う掲示板

ネットには「(世帯)年収1000万あるけど家計はカツカツ」系のコンテンツがよく転がっています。例えば次の記事。 www.j-cast.com 目次 世帯年収1000万円の掲示板は壮大な自慢大会 世帯年収1000万もあれば充分な筈では? 庶民なのに庶民らしくしないから苦しく…

感染は恐い!でも経済は回す!の不条理、心理学で考えてみた

緊急事態宣言が解除になったはずですが、東京では再度の感染拡大が始まっているもよう。おそらく「夜の街」あたりが中心なのでしょう。 東京アラート実効性は 休業要請対象の店で感染拡大 - SankeiBiz(サンケイビズ):自分を磨く経済情報サイト 新型コロナ…

在宅勤務で都心の狭小賃貸が"独居房"になっているという話

都心部は狭い住居が多いので、在宅勤務するのにも色々苦労がありそうです。中には「まるで独居房」みたいに感じている人もいるそうです。 www.moneypost.jp 目次 都心の狭小賃貸、コロナ前は一部でもてはやされていた 在宅勤務で「独居房」化した狭小賃貸 こ…

マウントは取る方より取られる方が楽だな

ここ最近、「マウンティング」「マウントを取る」みたいな言葉をネットで目にします。たとえば、次のサイトで色々と解説してくれています。 目次 マウントの実例 マウントは「とる方」より「とられる方」が楽 マウントされても生暖かく 《東京都青梅市》 マ…

感染症が明治時代の"道徳"教科書に取り上げられている

新型コロナウィルスで騒ぎ出して早数ヶ月。これはするな、あれもするな的な話は今後も続きそうです。 ところで、自宅の整理をしていたら、明治34年(1901年、昭和天皇御生誕の年)発行の尋常小学校「修身教本」が出てきました。つまり当時の小学校の道徳の教…

ぼっち・ひきこもりがスマート・ライフに昇格!

コロナ感染拡大防止に伴う「新しい生活様式」をスマート・ライフと名付けて啓蒙する活動が始まりそうです。 【新型コロナ】新しい生活様式「スマートライフ」と命名される : 大艦巨砲主義! 西村大臣は「命を守ることと暮らしを守ることの2つのバランスをよ…

資本主義というシステムは脆いもの、自転車操業のよう

コロナの問題で難しいのは、感染を抑えるということと、経済を資本主義というシステムに沿って動かす、ということが真っ向から対立していることです。 対応を誤ると、新型コロナウィルスは、単に人間の生命を奪うのみならず、資本主義というシステムそのもの…

リタイア生活と一人行動・孤独感について

一般的に、リタイア後は出社をしなくなるので一人行動の時間が増えることでしょう。本項では、一人行動(ぼっち)や孤独の感じ方について、何となく私が感じていることを述べてみます。 目次 ある漫画について 一人行動が「都合がいい」のは確か でも、他人…