50歳で早期退職し、セミリタイア!

私セイルは50歳で早期退職、セミリタイアしました!その思いを綴ります。

ぼっち・ひきこもりがスマート・ライフに昇格!

  コロナ感染拡大防止に伴う「新しい生活様式」をスマート・ライフと名付けて啓蒙する活動が始まりそうです。

【新型コロナ】新しい生活様式「スマートライフ」と命名される : 大艦巨砲主義!

西村大臣は「命を守ることと暮らしを守ることの2つのバランスをよく見ながら両方実現していくことが私に課せられた課題だ」と述べました。

そして「データと科学的根拠に基づく判断と対策、地域の感染状況や医療提供体制の状況に応じた段階的な対応、専門家会議から提案された新しい生活様式、『スマートライフ』をどうつくっていくか。この3つを実行していきたい」と強調しました。

 

目次

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 《東京都青梅市》

トランプ大貧民ゲームの「革命」に匹敵する価値観の逆転

 2月から3月にかけて、私は次のような記事をアップしました。

 ぼっちにしろ、ひきこもりにしろ、世間から蔑まれがちだけど、それを意識し過ぎて自分で自分を追いやっても無意味だから、そんなことを気にせずに人生を楽しめ。これらの記事には、そんなメッセージを籠めたつもりでした。

 にも関わらず、あれから3ヶ月も経たないうちに、これらの生活がスマートだと、国からのお墨付きを得られてしまうとは・・・。私は、ぼっちも、ひきこもりも、"スマート"だと思ったことは一度も無いんですが、そのようないい意味の形容詞を冠して頂けるようになった。

 これは、トランプの大貧民(大富豪)ゲームで革命が発動したときに匹敵するほどの価値観の逆転が、人類史的にはほとんど瞬間といってよいくらいの短期間に起こったということです。

スマートライフの推奨"終了"はオリンピック前か

 スマートライフが提唱される背景には、一旦は感染拡大が収まったとしても、第2波・第3波の拡大防止のため、当分は、ぼっち・ひきこもりのスタイルを続けなければならない。そのためには、そのスタイルを、一定期間「普通の生活」として位置付けていく必要がある。と、こんなところでしょうか。

 とはいえ、その生活は、感染防止のための一時しのぎ、という位置づけに変わりはないから、いつかは、スマートライフの推奨を終わらせるはずです(終わるのは"推奨"であって、"スマートライフ自体"が終わるわけではありませんが)。

 治療薬・ワクチンが普及すれば、社会的にスマートライフを推奨をしなくてよくなるわけですが、オリンピックとの兼ね合いもあるからややこしい。普通に考えて、スマートライフを推奨しつつ、オリンピックなんて出来るはずが無いですからね。

 と考えると、遅くともオリンピック前には、スマートライフから通常の生活に戻したいと、政府は思っているはずです。

スマートライフ推奨終了後も、その価値観は残るのか?

 まぁオリンピックはともかくとして、スマートライフの価値観(ぼっち、ひきこもり)は、スマートライフ推奨終了後も、一定程度残っていくものなのか?という点に関心があります。

 もう少し詳しく言うと、これまで日蔭の存在だった、ぼっち・ひきこもりが、スマートライフ後は一定の市民権を得て、そのことを公言しても恥ずかしくない、という世の中が訪れるのでしょうか?

 以下、想像レベルのことを書きます。

 ぼっち・ひきこもりが全面的に市民権を得ることは無く、推奨終了後は、日蔭の存在に還る。外でアクティブに活動する社交性ある人間が主役として戻ってくるのです。

 ただ、全くの元通りかというとそうでもない。在宅勤務なり、オンライン飲み会なり、パン作りなり、様々な、ぼっち・ひきこもりコンテンツが普及するはずで、それらがスマートライフ後、一気に消えてなくなるとは思えない。

 ぼっち・ひきこもりにもいい面・楽しい面はあるはずで、パンデミックというリスクが充分に認識されたということも手伝って、いい面はいい面として評価されるようになる。

 そんな感じでしょうか。

 

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