50歳で早期退職し、セミリタイア!

私セイルは50歳で早期退職、セミリタイアしました!その思いを綴ります。

会社勤め

特定の会社に従属している「フリーランス」って、本当に自由なの?

先日のNHK「クローズアップ現代」で「フリーランス」がテーマになりました。 www.nhk.or.jp 「自由な働き方ができる」と、もてはやされている「フリーランス」ですが、ここで登場するフリーランスは、そのイメージとは違った所にいる人々です。 《埼玉県入間…

45歳でリタイア可能なロードマップを描いておく

45歳定年制の話の続き。 前回記事で述べたように、45歳定年制なんて半ば思いつきであり、提唱しているご本人も実はそれほど本気度が高い訳ではありません。 50retire.hateblo.jp ただ、「45歳」という年齢で、人生の一つの岐路が訪れる可能性がある、という…

日和見な経営者の「45歳定年制」に説得力は無い

最近、サントリーの社長さんが「45歳定年制」なるものを提言したところ、炎上して釈明に追われています。 news.yahoo.co.jp 最近、この手のことをおっしゃる経営者達が定期的に現れている印象です。私自身には何歳の定年が良いのか?ということを論じる能力…

全員がFIRE・リタイアすると日本は成り立たない→そんなことあり得ないから安心して!

以前は日陰者扱いだった早期・セミリタイアですが、最近は装い新たにFIREという名を変えて、ネット記事どころか、TV番組にまで登場するようになったのは、少々オドロキです。 そうすると、必ず出てくる意見として「全員がリタイアしたら、日本という国が成り…

2:6:2の法則。「やりがい」が中間層を仕事好きに仕立てあげる

2:6:2の法則についてご存知の方は多いでしょう。 働きアリの法則 - Wikipedia (略) よく働いているアリと、普通に働いている(時々サボっている)アリと、ずっとサボっているアリの割合は、2:6:2になる。 (略) サボっているアリだけを集めると、一部が働…

現役時代、正月休みは随分と短く感じたものだった

1月4日月曜日。一般社会では仕事始めの日。仕事おさめは通常12月28日頃だから、この間、約1週間。1週間の休みは随分と長いように思えるけど、現役時代はあっという間に過ぎていきましたね。 目次 年末年始にはゆっくりできる日があまりない コロナで年末…

もう年末。リタイアしていると実感がわかないね。

驚いたことにもう年末ですよ。え?そんなの分かっているって? でもリタイアして、職場との関わりがなくなったら、年末とか年度末という概念が自分の意識から遠ざかってきているので、全然、実感が湧かないのです。 目次 現役時代、11月に入ったら年末を意識…

年賀状 ~ 出世や収入に影響があるから出すべき!だそうです・・・

そろそろ、年賀状を○日までに投函しろ、とウザイCMが流れてくる季節。 私は、そんなもん何十年も前から一通も出していませんが、同様の人が多くなってきたのか、年賀葉書の枚数が右肩下がりに減ってきています。 年賀葉書の発行枚数などをさぐる(2020年8月…

都心が頂点の『東京ヒエラルキー』は都心在勤者だけでやってることでは?

東京都民の間では、住んでいる場所によってヒエラルキーがあるそうです。 「都民を名乗れるのは23区だけ...?地方から来て体感した『東京ヒエラルキー』の実態」 「東京都民の中にも細かくヒエラルキーがあり、まず23区以外は『都下』と呼ばれ、都民によって…

「若いうちは金をどんどん使え」はバブルの残滓か?

先日、中島らも氏の著書を引用し、江戸時代の「宵越しの金は持たねぇ」というのは、「経営者が一旦渡した金を再び吸い上げて、労働者を毎日働かせるシステム」であった、ということを述べました。 「宵越の銭は持たねぇ」とは金を吸い上げて毎日働かせるシス…

「宵越の銭は持たねぇ」とは金を吸い上げて毎日働かせるシステム

「宵越しの銭は持たねえ」なる言葉が江戸っ子のダンディズムとして知られていますが、実はこれ、支配者側に随分と都合の良い集金システム、かつ、人々を働かせるシステムであり、現代日本社会に通ずるところがあります。 今回は、故・中島らも氏のビジネス・…

憲法の「勤労の義務」違反で他者を攻撃する人々

本日は「勤労感謝の日」。 日本国憲法の三大義務の中に「勤労」が含まれていることは、あまりにも有名です。 第二十七条すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ。 賃金、就業時間、休息その他の勤労条件に関する基準は、法律でこれを定める。 児童は、…

リタイアして「トイレ」にいつでも行けるようになった

お腹が弱い私にとっての隠れたリタイアの効用。それはトイレにいつでも行けるようになったこと。 リタイアブログ界でも見かけたことが無い話ですが、結構、これは真剣に思っていることなので、書いてみます。 目次 「排泄の欲求」ほど基層的な欲求は他に無い…

リタイアすると幸福の人になる理由は「忠義からの解放」

先日、日本国語大辞典なる全13巻の巨大辞書で「幸福」という言葉を調べてみたら、その初出は次のものでした。 すべて忠臣・孝子・貞婦とて名に高きは、必不幸つみつみて節に死するなり。世にあらはれぬは必幸福の人々なり。 これは、上田秋成という人が書い…

「稼げない人は価値が無い」という発想で人生後半に幸せになれるか?

今日は次の記事。 人生後半戦に「価値のないオジサンになる人」と「ずっと稼げる人」の8つの分岐点 人生の後半戦に「価値のないオジサン」にならないためにはどうすればいいのか。マーケティングコンサルタントの酒井光雄氏は「年齢にかかわらず、成長を続け…

定年後にやることがない~「やること難民」は日本社会の根深き病?

「定年後にやることが無い人」はどうすればよいのか、指南記事がありました。 定年後にやることがない人はどうしたらいい? | TRILL【トリル】 「定年退職したら、やることがない」という人は、公的年金額はそこそこ多い、退職金と現役時代に貯めたお金で、…

セミリタイア者の自主性、サラリーマンの「自主性」

学校や職場でよく聞かれる言葉に「自主性」あるいは「自主的」なるものがあります。 「自主性」を日本国語大辞典という巨大辞書で調べると、次のように載っています。 他に頼らず、自分の方で考えたり行ったりすることのできる性質。 無色透明な語義解釈です…

東証システム障害。現場担当者の苦労、身につまされる思い。

既に忘れられていますが、東証のシステム障害でバックアップに切り替わらなかった理由が公表されました。 まず、東証が作成した資料を直接ネットで参照できます。 10月1日に株式売買システムで発生した障害について | 日本取引所グループ 結構、読むのにエネ…

都心に住むより郊外で家賃浮かせる方がよくない?

首都圏におけるコロナ前の住宅論といえば、とにかく都心の職場近くに住めと。通勤時間を浮かせられれば、高い家賃も充分ペイするものなのだ、とこういう感じでした。 その論を補強するためか、多摩ニュータウンあたりを引き合いに出して、郊外の不動産を「負…

40代のキャリアの停滞。セミリタイアを選択肢に。

若くしてリタイアするというコンテンツが人気ですが、私はそのようなネタを持ち合わせていないので、アラフィフくらいでのリタイアを当ブログでの主要テーマにしています。 若くしてリタイアという華々しさはありませんが、それなりに需要があると思っている…

去年の今頃はリタイア前のラストスパート【後編】

退職前のラストスパートは相当にバタバタしたという話を、前編に引き続き書いていきます。 前編では、「9月の上旬に後任者と退職スケジュールが決まった」というところまで述べました。後編では、実際のラストスパートの様子を扱います。 目次 何年も前から…

去年の今頃はリタイア前のラストスパート【前編】

立つ鳥跡を濁さずと言いますが、退職後はどうでも良くなる会社であっても、自分がいなくなった後に仕事が回るよう、引継やら何やらしなくてはなりません。 通常業務の他に、これをやるのだから本当に大変。まさにラストスパートといった感じ。 今考えると、…

リタイア後初めて仕事の夢。こんな悪夢を見るほどにトラウマが大きい

リタイアブログでたまに「仕事の夢を見た」という記事を見かけます。仕事を忌避してリタイアされている方々なので、ロクな夢でないのが普通。 そんな記事を読んで、私もいつかそんな夢を見るのだろうか・・・と思っていたら見てしまいました。御多分に漏れず…

日本社会では「大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物」という評価はよくある

立憲民主党の議員が安倍総理の辞任に際して「大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物」とツイートしたことが物議を醸しているそうです。 立民 石垣参院議員「大事な時に体を壊す癖」などと投稿 謝罪 立憲民主党の石垣のりこ参議院議員が、ツイッ…

クールビズが無ければ今頃マスク・ネクタイ二刀流だった

今でこそクールビズが当たり前ですが、私が入社してしばらくの間は真夏であってもネクタイが強制されていました。それでも、あの頃は今より温度が低くまだマシでした。 しかし、昨今は、真夏にネクタイなんてしていたら命にさえ関わる状況です。あまり意識さ…

ヒラに「経営者目線」を要求する現代日本 ~古代中国との比較~

ただの従業員に対して「経営者目線」とやらを要求する会社があります。 また、コンビニの店員って、仕事の範囲が多岐にわたっていて、給料に合わず大変だと聞きます。 現代日本は、薄給の従業員に対して、要求が多過ぎるんですよね。これに関連して、古代中…

コロナで注目、地方・郊外。人の流れはいずこへ?

コロナで都市部のリスクが高まり、在宅勤務が広がったことで、地方や郊外が注目されています。在宅勤務が推奨されている今、あんな高額の家賃を払ってまで、東京都心に住む意味はあるのだろうか?ということです。 私もそう思いますが、その動向がハッキリと…

80歳まで働ける?いいと思います。私はノーサンキューだけど。

最近ノジマが80歳まで働ける制度を導入したとかで、注目されています。 ノジマ、80歳まで働ける制度導入…定年後も1年契約の臨時従業員に (略)店舗での販売経験が豊富なベテラン社員らのノウハウを活用すると同時に、若手の育成にもつなげる狙いがある。…

"在職時の休日"と"日々のリタイア生活"で異なる点

「平日働いているからこそ、たまの休日が楽しいのだ」 「リタイアしたところでどうせ飽きる」 「わざわざリタイアせずとも、休日が充実していればそれでよい」 人それぞれなので、この種のコメントを一概に否定するものではありませんが、実際にリタイアして…

コンビニ売上減少・・リタイア後は私も行かなくなったな・・

テレワークでコンビニの来店者・売上が減少とのこと。 来客数激減…リモートワーク定着でコンビニ経営は曲がり角|日刊ゲンダイDIGITAL 大手3社が公表した5月の来店客数(既存店ベース)は、セブン―イレブンが前年同月比17・0%減、ローソン同20・8%…