リタイア生活で一番すがすがしい時間帯は、個人的には「朝」であり、至福のひと時と思っています。でも会社員時代は違いました。「朝」という時間帯を出勤準備に捧げなくてはいけなかったからです。
目次
《山梨県上野原市》
リタイア生活における「朝」
私は東京都青梅市西部に住んでいますが、この地域の朝の気持ちよさ、というのは何にも代え難いものがあります。
春の目覚めは小鳥の声です。灼熱の夏でも朝はとても涼しい。秋・冬はヒンヤリするも、何故かこれも気持ちいい。
柔らかな日差しが顔にあたる。窓からは自然の風。
妻がいれてくれたコーヒーを飲みながら、また楽しい一日が始まるな、ブログにはどんなことを書こうか、今日は読書をどこまで進めようか、などとゆっくり考える。
リタイアして分かったのです。朝というのは本当にすがすがしい時間帯であり、至福のひと時なのだと。
だから、前日の夜の時点で、翌朝が来るのがとても楽しみになります。
【過去の参考記事】 リタイアしてから翌朝に起きるのが楽しみでしょうがない
会社員時代の「朝」
でも、会社員時代は違いました。
春に小鳥の声が聞こえてきても、夏の朝が涼しく感じられても、そのことにゆっくり思いを致すことは、なかなかできません。
それは、準備をとっとと済ませて、出勤しなくてはいけないからです。小鳥の声よりも、青梅線や中央線が遅れていないか確認する方が大事なのです(ちなみに、いかにも青梅線がよく遅れるように言われるけれど、中央線が人身事故で遅れている方がずっと多いです)。
妻がいれてくれたコーヒーは、時間が無いので、大抵は飲み切ることができません。
家を出ると、山や川などの自然が目に入ってはいますが、電車の時間に遅れてはいけないので、小走りで通り過ぎなくてはいけません。
それでも、電車では必ず座れる、というのは幸いでした。
ただ、電車に乗っている間にトイレに行きたくなると最悪でした。
始業は本来9時なのですが、ある意味、仕事は出勤時から始まっています。今日の仕事の進め方を頭の中で事前シミュレーションしているからです。
だから、前日の夜は、その日の自由時間が終わってしまうのが名残惜しく、翌朝が楽しみだとは、なかなか思えませんでした(金曜除く)。
まして、仕事で厄介な案件を抱えているときは、翌朝が来て欲しくない!とさえ思うこともありました。
「朝」は会社勤めでスポイルされている
こう比較すると、リタイア生活と会社員生活とで雲泥の差ですね。
「朝」という時間帯が、会社勤めでいかにスポイルされていたか、ということが分かります。
会社勤めのシステムに組み込まれてしまうと、朝という時間帯の素晴らしさに気づけない。朝がいかに会社勤めでスポイルされているか、ということ自体、頭に浮かぶことがない。
「会社に行ってしまえばどってことない」とは言っても、朝という、本来至福である時間帯を、長年会社に捧げてきたということについては、かなりの損失でした。
このように、朝がスポイルされている会社員は私だけではありますまい。でなければ、次のような記事がネット上で大量生産されることなど無いはずなのだから。
- ビジネスコーチに聞く「朝の憂鬱」を乗り切る5つのヒント|@DIME アットダイム
- 「朝が苦手」から「もう起きたい朝」へ。体・心からアプローチする《朝起き6つのコツ》 | キナリノ
- パワフルな5つの習慣で「朝嫌い」を克服しよう! | ライフハッカー[日本版]
もっとも、「仕事の道楽化」に成功した人なら別なのでしょうが、なかなか私のような凡人では難しいのです。
【過去の参考記事】 「道楽の仕事」は早期リタイア後にやればよい
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