退職前の年休消化開始から1年。あのホッとした感覚は忘れられない。
私の退職日は今年1/31ですが、その前に年休消化の期間がありまして、その開始日が11/18。つまり昨年の昨日(意味わかる?)。
そう考えると、全く時が経つのは早いものですが、あのときのホッとした感覚は今でも忘れられないのです。
目次
《東京都八王子市・裏高尾》
年休消化開始時の状況
退職前の年休消化や勤務状況については、以下の過去記事にまとめてあります。
【過去の当ブログ参考記事】
簡単に流れを振り返ると、
- 11/15(金)までは業務引継等のためフル出社
- 11/18(月)からは週1~2回程度の出社
- 1/31に正式退職(出社)
となります。
11/18に年休消化開始とはいっても、以降も週に2度くらい出社していたので、サンデー毎日の状態ではありませんでした。
ただ、これまで27年近く働いてきたこと、更には直前の11/15まで、引継および「困難な特別業務」により、息もつけないほど多忙であったため、やっとその荷を大部分下ろすことができたことに、ホッとしたのでした。
そして15日には、修正版をリリースして順調に行くことを確認。これをもってやっとラストスパートが終わったのです。
この日の退社時は本当にホッとしたのを覚えています。そう、最終出社日の1月31日以上に。
(略)
11月18日以降は、完全に後任者が主体となって作業を行い、週1~2回出社の私は、未完了分の引継を行う他は、相談役・助言者としての役割に徹しました。
ただ、これを解放感と称していいものか。「ワーイ、ヤッタ~、もうフル出社しなくていいんだ~」みたいに浮かれるのを解放感というのであれば、私は解放感を感じていません。
とにかく、ホッとした。それに尽きるのです。
【過去の当ブログ参考記事】 リタイアして一週間。不思議な気持ちだが解放感はあまりない。
11月16日はサイクリングへ
翌11/16の段階では、厳密にはまだ年休消化を開始していない、普通の土曜日ですが、早速、サイクリングに行っていますね。行先は、八王子市高尾、都県境である小仏峠方面。
当記事に貼りつけた、小仏峠向けの標識の画像は、そのときのものです(以下、再掲)。会社員生活とリタイア生活の狭間に挟まれた時期、まさに峠ですね。
サイクリングというのは、黙々と漕ぐ作業が主体です。漕ぐということ自体、楽しいし、それに伴って場所や景色が移り変わっていくというのも楽しい。
しかし、単調な作業でもあるため、少しでも心配事などがあると、漕いでいる最中にそのことが頭をよぎってしまって、心の底から楽しめないという特性があります(少なくとも私は、ね)。
そして、それまでのサイクリングでは、この特性から完全に自由になることはありませんでした。このとき初めて純な気持ちでサイクリングに行ったのですが、何も心配事が無いなかで行うサイクリングは、やはり最高でしたね。
11月18日は読書
そして11/18は、年休消化初日。妻は職場に行ったので、家には私一人。この時期は、まだTVをそこそこ視聴しており、この日の朝もモーニングショーを見ました。新型コロナが本格化する前でしたから平和でした。
ただ、TVを見るためにリタイアしたわけでないので、早々に切り上げ、自宅にツン読していた、次の書籍を手にとって読み始めたのでした。
お昼は何だったか忘れたけれど、簡単な食事を手早く作ってそそくさと食べ、読書を再開しました。この本は相当に分厚かったにも関わらず、僅か数日で読み終えてしまいました。
たった、これだけのことなのに、これからのリタイア生活に期待を膨らませ、幸せを感じていたのです。
この幸せは1年たった今でも色あせていない
そして、この幸せが1年もたった今でも全然色あせていない、ということに、自分ってやっぱり適性があるんだなーと苦笑しています。これって、三つ子の魂百までを地で行っているよな、ということは次の過去記事参照。
最近、「何だ、自分がセミリタイア後にやっていることって、小学生時代と全然変わっていないんだな」と気づきました。
「リタイアなんかやることがなくて半年で飽きる」的なコメント、ネットでよく見かけますが、自分のリタイア生活と照らし合わせてみると、まぁ、そう思われるのも無理はないかな、と思います。
しかし、適性があれば、他人がどう思おうが、最高のリタイア生活を送れるのではないかとも思うわけです。自分がどのようなタイプか、その見極めは慎重になった方が良いのでしょうね。
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