50歳で早期退職し、セミリタイア!

私セイルは50歳で早期退職、セミリタイアしました!その思いを綴ります。

あなたはセミリタイア向き?判断材料を一つ提案してみたい

 資産を充分に確保してセミリタイアしたけど、その生活になじめない、また働きたい・・・みたいな話がネット記事で時折出てきます。

 そのような記事の結論は、「セミリタイアに向いている人・向いていない人がいる。自分のタイプをよく見極めよ」といった感じになるのですが、自分がリタイアに向いているのか向いていないのか、俄かには分からないのが普通。

 そこで本稿では、「リタイアに向いているか」の判断材料というと大袈裟になるかもですが、ともかく、一つ提案してみることにします。ご笑覧下さい。

 

目次

 

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 《東京都青梅市》

小学生時代の放課後の過ごし方

 小学生の頃を思い出して下さい。

 放課後から夕食の間、塾や習い事等が無ければ自由時間になりますが、そのとき、どのように過ごしていたでしょうか。

 一人で過ごす時間が長く、苦痛や寂しさを感じずに楽しめていたというなら、セミリタイアに向いている可能性があるんじゃないかと思います。

 必ずしも建設的なことをしている必要はありません。テレビアニメを見ているだけでも、その時間を充分楽しく過ごしていた、というのなら条件に当てはまります。

 一方、「友達と遊ぶのが好きだった」とか、「一人で遊んでいる時間は長かったが、実は心の中では寂しさ・空しさを感じていた」とかいうなら、本当に自分がセミリタイアに向いているのか、再分析した方がいいかもしれません。

なぜ「小学生時代の放課後」なのか?

 上記では判断材料として「小学生時代の放課後の過ごし方」というものを持ち出してみたわけですが、これは何故でしょうか?

リタイア生活の特徴

 ここでリタイア生活の特徴を簡単に書いてみると、

  • 職場からの拘束から逃れて自由になります。本当に自由です。
  • それまで「公務員・会社員であった自分」が「素の自分」に戻ります。
  • 周囲の同年代は皆働いていますから、一人でいる時間が非常に長くなります。

 つまり、「素に戻った自分」が、「一人」で、苦痛・不安・寂しさ等を感じずに、「本当に自由な生活」を、長い間続けていくことができるか? ということが問われているわけです。

 リタイア後と小学生時代の間に通ずるものがある

 上記のリタイア生活の特徴のうち、「本当に自由」と「素の自分」の2項目については、「小学生時代の放課後」に通じているものがあります。

 中学生以降になると、どうしても義務や人間関係が増えて、自由時間も「素の自分」を出せる機会も減少してしまいます。

 でも小学生のうちなら、まだまだ自由時間を多く確保できるし、「素の自分」を表す機会が多い。

 例えば、オタク感性がある小学生は自分の趣味に精を出すし、社交性がある・マウント取りが好き・寂しがり屋などの小学生は、友達と連れ立って遊びに行ったりと、各々、「素の自分」が反映された過ごし方をしているわけです。

小学生時代とリタイア後の環境のギャップが苦痛の元となる

 「三つ子の魂百まで」と言うように、「素の自分」が小学生時代からあまり変わっていかないものとすると、リタイア後に「素の自分」に戻った際は、(無意識のうちに)小学生時代と同様の過ごし方をしようとしてしまう

 逆にいえば、小学生時代の自由時間の過ごし方から、セミリタイア後、心の奥底で望んでいる生活はどのようなものなのか、垣間見ることが可能ではないかと。ここに「小学生時代」を、リタイア適性の判断材料として取り上げた理由があります。

 小学生時代とリタイア後とでは環境が違います。小学生時代は「友達と遊びに行く」という選択ができましたが、リタイア後では困難なのです。

 「素の自分」が「友達と遊びに行く」ことを欲しているのに、リタイア後にはそれが叶わないという場合、そこに苦痛や寂しさを感じることでしょう。この苦痛や寂しさは、リタイア後の自由時間の長大さを考えると、全く軽視できないものがあります

 「素の自分」の欲するものが、リタイア後に得られそうもないということなら、リタイアは再検討した方がいいのかもしれません。

私の場合

 一方、「素の自分」の欲するものが、リタイア後の環境にも含まれているならば、リタイア生活は充実するのではないでしょうか。

 例えば私の小学生時代、放課後は、概ね次の5項目のどれかを、一人でやっていて、退屈も寂しさも感じていませんでした。

  1. 読書
  2. 音楽
  3. 頭で考えたこと、想像した諸々をノートに書き留める
  4. プラレール、ヒデオゲーム、ゲームウォッチ
  5. 自転車で街を探検

 これらの行動は「素の自分」が反映されたものであり、リタイア後にやっていることも、結局はこれらの延長に過ぎません

 1番の読書、2番の音楽、5番の自転車探検は今でも続けていて、ただ、当時よりも遥かに難解な書、多彩な音楽、遠くの街に到達しているというだけ。

 3番の延長としてはブログ書き。4番の延長として、IPADやパソコンいじり。

 これらをやっていれば、退屈も寂しさも感ずることなく一日があっという間に過ぎてしまいます。

 最近、「何だ、自分がセミリタイア後にやっていることって、小学生時代と全然変わっていないんだな」と気づきました。そこで、「セミリタイアに向いているかの判断材料」として「小学生時代の放課後の過ごし方」というものを提案してみた、という次第です。

 これはあくまで提案なので、信用するか採用するかは、皆様の自己責任でお願いいたします。 

 

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