50歳で早期退職し、セミリタイア!

私セイルは50歳で早期退職、セミリタイアしました!その思いを綴ります。

雨が続く。リタイア生活をどう過ごすか。

 雨が長く続きましたね。こんなとき、会社に行かなくてもよい身分というには有難さを感じますし、多くのリタイアブログでも、同様の趣旨のことが書いてあります。

 一方で、雨が長引くと、それだけ行動が制約されることになるので、リタイア済とはいえ、必ずしもいいことばかりではありません。

目次

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 《東京都青梅市:雨で濁った多摩川》

私は「家ごもり」を決め込んでいる

 雨というと、梅雨が思い浮かびますが、梅雨よりも秋雨の方が長引くようなイメージを持っています。そして、私は、リタイア後、何度か、梅雨や秋雨を経験してきました。

 そんなとき、私は、特別な用事が無い限り、「家ごもり」を決め込んでいます。

 もともと、私は子供の頃から、屋内で一人でコツコツやる系統の作業が好きだったのです。過去記事を引用してみましょう。

あなたはセミリタイア向き?判断材料を一つ提案してみたい

 小学生の頃を思い出して下さい。

 放課後から夕食の間、塾や習い事等が無ければ自由時間になりますが、そのとき、どのように過ごしていたでしょうか。

 一人で過ごす時間が長く、苦痛や寂しさを感じずに楽しめていたというなら、セミリタイアに向いている可能性があるんじゃないかと思います。

(略)

 例えば私の小学生時代、放課後は、概ね次の5項目のどれかを、一人でやっていて、退屈も寂しさも感じていませんでした。

  • 読書
  • 音楽
  • 頭で考えたこと、想像した諸々をノートに書き留める
  • プラレール、ヒデオゲーム、ゲームウォッチ
  • 自転車で街を探検

 大人になった今でも、私がやっているのは、これらの趣向の延長にあるものです。そして、自転車以外はインドアの行動なので、家にいてもいくらでもやることはあるのです。

家に縛りつけられること

 しかし、それは私がそのような特性を持っているからであって、雨で家に縛りつけられる状態がツライという人も少なくないと思うんですよね。

 大雨の中、出勤しなくてはいけない人を嗤っているリタイアブログを読んだことがあります。

 確かに、雨の中の出勤は大変です。特に東京や大阪の都市部では、ただでさえ、電車は満員なのに、雨でムシムシした車内に、傘に気を配りながら乗らなくてはならないのです。また、災害クラスの台風の中、駅で並んでいる大勢の人々がテレビで映し出されると、「これはどうしたことか」と私も思います。

 ただ、じゃあ、雨で行動が制限されるなか、家にずっといて楽しいのか、と問われて、YESと答える人は、必ずしも多くは無いんじゃないでしょうか。出勤するのは確かに大変だけれども、辿り着いた職場で誰かと話したり、何か作業したり、ということにより、雨で鬱陶しくなった気分が紛れる人も、少なくないんじゃないでしょうか。

 雨の中、何がなんでも出勤することがスバラシイ、ということを言いたいのではありません。

 家にいるのがいいのか、出勤するのがいいのか、それは人それぞれの特性や環境によるものあって、どちらが優れているとか、そういうことではないということです。

 「雨の中、出勤しなくてはいけないなんて、労働者は可哀想だねー」という、リタイア者側からの一方的な見解を読むと、何か気恥しくなってくるのです。 

アウトドア派の場合

 私はどちらかというとインドア派なので、雨の中のリタイア生活もオツなものだと思っていますが、アウトドア派がリタイアしたらどうなるでしょうか?

 ここからは、私の想像によって書いていきます。また現在はコロナ拡大中ですが、ここではコロナ無しの世界について書いています。

ガチのアウトドア派の場合

 私が思うに、ガチのアウトドア派がリタイアした場合、雨で行動が制限される日が続いても、案外、上手く時間を使って楽しく過ごしてしまうのではないかと。

 例えば、ガチの釣り好きで、釣りを満喫したいからリタイアしたみたいなことだと、その人の生活は、釣り一色に染まると思うんですよね。

 単に、釣りに行く回数が増えるというだけでなく、釣りをしていないときでも、仕掛けを作ったり、釣果をネットにアップしたり、情報収集したり、次回の釣りの予定を立てたり。ガチの釣り好きなら、実践以外においても、色々やることはあるんじゃないかと。

 だとすれば、雨続きで釣りが出来ずに、残念に思うことはあっても、「やることがなくて退屈」なんてことは無いんじゃないかと思います。一種の晴耕雨読なのかも。

ガチではないアウトドア派の場合

 「ガチではない」と「ガチ」の境は何か、と言われると困るんですが、言うなれば「広く浅くのタイプ」が近いかもしれません。

 ガチの人は、実践以外にも、多くの付随活動があるので、家にいてもやることは尽きないんじゃないか、というのが前項の趣旨ですが、そこまでの深さが無い場合。実践はするけれど、付随活動はあまり行わないという場合。

 すると、「雨が降ること」、即、「やることが無い」に直結してしまいます。

 また、このような人が、リタイアしてアウトドアに頻繁に出かけていると、ガチではないので、そのアウトドア活動に段々飽きてきて、やりたいことが少なくなっていく。

 こうして、労働の適性とは無関係「リタイア生活そのものに飽きてしまう」というストーリーがあり得るかもしれません。

 

★初めてお越しの方へ。以下にて私のセミリタイアの概要をまとめてあります。
 ⇒50歳でセミリタイア達成!その概要を書きます