50歳で早期退職し、セミリタイア!

私セイルは50歳で早期退職、セミリタイアしました!その思いを綴ります。

楽天モバイル0円廃止 ~ 0円をやたら強調するサービスには気をつけたい

 やっぱり・・・というか、楽天モバイルの0円携帯終焉について食いついているリタイアブロガーが多い。リタイア者の利用者が多かったんだろうな

 「こんなの長続きするわわけ無い」と思っていたので案の定です。私は楽天ユーザーではなく直接の影響は無いのですが、結構、批判的に捉えています。

目次


 《東京都青梅市

会長の思い付きに振り回されている印象

「ぶっちゃけ、0円でずっと使われても困る」と三木谷社長 楽天モバイルは4000億円の赤字 有料化で改善へ - ITmedia NEWS

楽天グループの三木谷浩史社長は5月13日の決算発表会で、同日に発表した楽天モバイルの0円プラン廃止について「0円でずっと使われても困っちゃう」と漏らした。

 つい先日まで、御社は0円というアピールを大々的にしてきたじゃないですか。そのために、設備投資をしてスマホをばらまいてきたじゃないですか。ユーザーの側もマイスマホを用意して、わざわざ個人情報晒して手続きするなど、手間暇かけてきた人達なんですよ。

 そうやって、せっかく楽天モバイルに興味を持ってくれたユーザーに対し、社長自ら「困っちゃう」はないんじゃないの? そんなに困るんなら何で0円なんて始めたん?

 本来は、せっかく苦労して獲得したユーザーに、気持ちよくお金を払ってもらえる仕組みを作ることこそが肝心なんじゃないの? でも、0円で大々的に釣って、数か月で突然約款を変更して有料プランに強制移行では、ほとんど騙し討ちですよ。

 「1Gまでは0円」なんてビジネスモデルがいつまでも成り立つ訳が無いのは確かなのだから、しっかりとした出口戦略を用意する必要があったのに、楽天側の対応があまりに稚拙。

 0円とはいえ、これまで獲得したユーザーを、敵に回すような結果になるなら、それまで費やしてきた時間・手間・コストは、一体何だったのだろうね。

 結局、会長の思い付きに、周りが振り回されている印象が否めないのです。

「0円」みたいな過激なサービスは疑うのが吉

 私も昨年、携帯料金の見直しをしました。この時既に楽天zero宣言なるものを発表していたのですが、選択肢には入れませんでした。

network.mobile.rakuten.co.jp

理由としてはいくつかあります。

  • もとauユーザーだったので、au関連にした方が面倒が少なそうだったから
  • 「"楽天"と名の付くモノ・サービスは一切利用しない」座右の銘だから
  • 「1Gまで0円」という過激なサービス・料金に疑念を抱いたから

 2点めはまた後日書くとして、ここでは3点めについて。

 「タダほど高いものは無い」というつもりはありませんが、「0円」というサービスは、何かと但し書きがつきがちなんですよね。もう十数年も前の話ですが、ソフトバンクの孫さんが、0円で携帯持ち帰りというサービスを始めました。

【速報】ソフトバンク,携帯全機種新規・機種変更0円で持ち帰り | 日経クロステック(xTECH)

 「全機種ともゼロ円で持ち帰ることができる」――。ソフトバンクモバイル孫正義・代表執行役社長(写真1)は10月26日,都内のヨドバシカメラ マルチメディアAkiba店内で新たな“予想外”を発表した

  詳細は省略しますが、この「0円」表記は文字通りの0円ではなく、実は短期で解約すると多額のお金を請求される、というモノだったためトラブルが相次ぎました。

 この記憶があったため、やたらと「0円」を強調する楽天にも疑念を抱いたわけです。

 もし「1G以下0円」がホントなのだとしても、それはダンピングだと思った。

 6000円のライトユーザー向け携帯サービスを2000円前後に下げることは、通常の企業努力で可能だけど、さらにそれ以下にしようとすると、回線品質、現場の職員の待遇、その他、何かを犠牲にする結果になるだろう。

 0円という過激な金額を掲げ、色々と犠牲にしたところで、2000円から更に安くなる金額は、最大2000円でしかない失うものに対して、得られる効果が釣り合っていない

 そんなサービスが長続きするわけがなく、0円サービスが終了したら、また他のサービスを探す羽目になる。

 私は、電話やネットといったインフラについては、なるべく空気のように使いたい100点満点を求めて色々なサービスを渡り歩いていくより、安定的に75点を叩き出すようなサービスを使っていきたい、ということで、私はUQモバイルを使っています。

 

★初めてお越しの方へ。以下にて私のセミリタイアの概要をまとめてあります。
 ⇒50歳でセミリタイア達成!その概要を書きます