50歳で早期退職し、セミリタイア!

私セイルは50歳で早期退職、セミリタイアしました!その思いを綴ります。

正直、auのpovoか、UQmobileに乗換えを考えている

 私は、二十年来のガラケー派ですが、docomoのahamoやauのpovoなど、月額3000円以下のプランを出してきて、正直、心が揺れ動いております。

 おそらく、そう遠くない時期に、スマホに乗り換えると思います。その対象は、おそらく、UQ mobileのくりこしプランになるはずです。

目次

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 《埼玉県飯能市:名栗湖》

これまでの私の移動通信について 

ipod touchとの出会い

 昔はスマホなどというものはなく、移動中の相手に連絡をとるにはガラケーだったのですが、iphoneが登場して以降、スマホが普及していくことになります。

 しかし、iphone初期はそこまでネットの通信料が安いものではなく、ガラケー料金を月1000強で済ませている私にとっては、抵抗ある料金でした。

 しかし、ある時、梅田のヨドバシカメラで、ipod touchを見かけ、これがなかなか面白い。電話は出来ないにしろ、iphoneと同じOSが入っているので、自宅の無線LANに繋げば、多くのiphoneライクなことができる。

 こうしてipod touchに一目ぼれして衝動買いしてしまい、しばらくして、初代iPADまで購入してしまいました。

 こうして、ガラケーで移動中の通信料を最小限に抑えつつ、自宅ではipod touch+iPADによりiOSにも触れる、というスタイルが確立されました。

wimaxの契約

 しかし、44歳の頃、早期リタイアを決意→青梅に一軒家購入して転機が訪れます。前回記事より。

自宅インターネットの料金プラン見直し(UQ wimaxギガ放題)

 土休日しか使わないのに、青梅にも固定回線をひくのは割高。結局、UQのWiMAXの7Gプランを契約したんですよね。つまり無線のモバイルWifiです。

 7Gまでとはいえ、無線なら固定回線よりも月額千数百円安く、移動中にも使えるというメリットがあります。

 つまり、二拠点居住のため、青梅側の通信手段としてUQ wimaxを契約したことにより、ipod touchとiPADが移動中にもできるようになりました。スマホを使っている方からすれば周回遅れな話ですが、私からすればまさに革命ですよ、これは。

mineoの契約

 その後、2年半ほど、二拠点生活を続けることになるのですが、正式に青梅に引越しすることになり、集合住宅側の固定回線は解約。青梅側のwimaxは、晴れて、新たなメイン回線となります。

 しかし、ここで問題が。夫婦のうち、どちらかがwimaxルータを自宅から持ち出してしまったら、もう一方はインターネットが出来なくなってしまう(妻も私と同じ、ガラケー&pod touch)。

 そこで、wimaxとは別に、格安simを契約することにしました。mineoの3G・音声通話無しプランを契約。月額900円也(税抜)。

スマホ乗換えに揺れ動く心。

 よって、我が家の通信体系は、現状、次のようになります(税抜)。

  • 自宅のメイン回線  wimax:4380円
  • 移動中の音声通話  ガラケー:基本1000円強(長電話した月のみ2000円を超える)
  • 移動中のネット通信 mineo:900円

 しかし、リタイアしてから、私は外でインターネットすることが激減し、妻も外でインターネットをすることに飽きてきた。

 結果、mineoの登場回数は少なくなった。

 また、これまでのスタイルだと、外出時は、以下の3台を全て持って行く必要がありました。

  • ガラケー
  • ipod touch または ipad
  • mineoのwifiルータ

 すると、3台分のスペース・重量が取られるだけでなく、ときにはどれか1台忘れてしまう・・・ということもありました。

 さてどうするか・・・というまさにこのタイミングで、ahamoや、povoの発表ですよ

 正直、あれって菅総理が一人で頑張っているだけで、携帯大手は、テキトーなプランを出してお茶を濁すだけだと思っていた。

KDDI社長、主力ブランド値下げ「すぐには動かない」: 日本経済新聞

KDDIの高橋誠社長は25日、日本経済新聞の取材に応じ、政府が携帯大手に求めている主力ブランドの値下げについて「すぐには動かない」と話し、即座の対応を否定した。「国に携帯料金を決める権利はない」とも述べた。

 auユーザーだった私としては、つくづく情けない発言で、「このまま私は、auを使い続けていていいのだろうか?」と真剣に思ったものでした。

  しかし、その後、auを含む携帯大手から20GBで3000円以下というプランが出てくると、すごく心が動く。これまでは、「ガラケー最安プラン+mineo(3Gbyte)」という最小限のスタイルでも2000円は超えたのだから、それに比べるとコスパは高い。

 しかし、「どうせ料金なんて大して下がらんだろ」と高をくくっていた私は、昨年、ipod touchの最新機種(256GB)の購入ガラケーの機種更新をしてしまっていた。

 特に、後者については、機種代金+事務手数料で払った6000円以上が、スマホに乗り換えることで全く無駄な投資となってしまう。

 本当に心は揺れ動いていたんですが、やはり、スマホに乗り換えしようと思います(そしてmineoは解約)。

 

狙いは、UQのくりこしプラン

 ahamoやpovoがこれまでのプランと違うのは、キャリアメールが使えなくなる点ですが、考えてみれば、私はかなり昔から、いつでもどこでも使えるフリーメールを重宝していました。今、キャリアメールでやりとりしているのは、家族と若干の知り合いくらいなので、多分、どうにかなる。

 また、ahamoとpovoの500円の料金差は「5分以内の通話定額」がプランに含まれているかオプションかという点にあります。これまで、ガラケー最安プランで、ほとんどの月で1500円以下に抑えてきた私としては、「5分以内の通話定額」は不要

 すると、「5分間通話し放題」がオプション扱いのpovoに優位がある。auユーザーとしては、本当に喜ばしいぞ!

 しかし、もう少し調べてみると、auの関連会社のUQも新プランを出しているのですよね。あまり話題になっていませんが、こちらの「くりこしプラン」も魅力的です。

UQ mobile、ひとりでもおトクな「くりこしプラン」を提供 | 2021年 | KDDI株式会社

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  povoに相当するのが、くりこしプランMですが、容量が15GBと若干少な目な代わりに、

  • 余った容量を翌月に持ち越せる。
  • 速度を1Mbpsに抑える「節約モード」を使えば、通信量にカウントされない

という特徴があり、povoの下位互換ではないようになってます。

 私の場合、リタイアして自宅内通信が大半を占めることから、容量は15GBでも過大で、くりこしプランSの3GBで間に充分合ってしまう可能性があります。これだとわずか1480円

 「ガラケー+mineo(3G)」よりも安くなってしまうのです。

 しかも、2月以降、auからUQへ乗換える際の違約金と事務手数料がゼロ円になる。

ASCII.jp:KDDIも、auとUQ mobile間の移動で手数料を無料化&手続きシンプル化へと舵を切る

KDDIは、同社が提供する「au」と「UQ mobile」の両ブランド間での移行に関する手数料や手続きを見直し、来年2月以降に契約解除料やMNP転出手数料、新規事務手数料を無料化。来夏以降はMNPでの手続きを不要にして、料金プラン変更と同様のシンプルな手順に変更すると発表した。

 つまり、今後は、auとUQの垣根を無くしていく方向に舵をきったということなのでしょう。

 次のサイトを見ても、povo、従来型au、UQは対立するものではなく、それぞれの特色あるプランにより棲み分けることで、共存共栄を図っていこうという意志が感じられます。

3つの料金プランのご紹介

  • 「オンライン専用」 povo
  • 「大容量」 au 使い放題MAX
  • 「小中容量」 UQ

 色々と書きましたが、2月以降、UQのくりこしプランSに無手数料で乗り換えるのが、私の場合、最適なんだろうな、という形で、心が固まりつつあるのです。

KDDIの経営戦略について

 auのpovoは、ahamoが発表されて慌てて作ったプランのように捉える向きもありますが、私は、随分と前から、こっそりと検討を進めていたものとみています。

 というのも、povoはそれ単独で成り立っているのではなく、従来型au、および、UQmobileと相互補完した複雑な経営戦略であり、思いつきで出来上がるものとは思えないからです。

 「国に携帯料金を決める権利はない」発言、あれって観測気球だったのね。

 

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