50歳で早期退職し、セミリタイア!

私セイルは50歳で早期退職、セミリタイアしました!その思いを綴ります。

リタイア後の生活費の推移

 私がリタイアしたのは昨年の2月。その一月後から、毎月末、定期的に資産の棚卸しをして、自分の資産額・出費を把握するようにしています。

 あれから1年を過ぎて、そこそこデータがたまってきたので、少し振り返ってみます。具体的な私の出費額を公開するのは初めてだと思うので少し緊張します・・・。

目次

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 《東京都青梅市》

棚卸表の一部を公開 

 表をまるまる公開するのは抵抗があるので、一部分だけ。もちろん、我が家全体ではなく、私の個人資産の棚卸しです(妻は妻で独自管理)。

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 「前月差分」とあるのは、資産額の前月と当月の差分。ほとんど収入の無い私にとっては、その月の出費額と大体イコール

 「差分累積」は、「前月差分」の差分の累積額、すなわち、2020年3月から当月までの間にいくら資産が減ったか、とイコール。

 移動平均は、コロナ感染者数でおなじみになったパラメータなので、私も取り入れてみました。ここでは過去12ヶ月の「前月差分」の平均値としています。月あたり9万円ほど支出している計算です。

解説

 月にならすと9万円とはいえ、毎月のデータを見ると、ある月は3万円台、ある月は26万円と、ものすごいバラつきがあるんですよね。

 理由としては、一時費用の有無

 特に昨年度は、リタイア一年目に特有の出費が多かった。

 26万円使った月は、住民税の支払いの他、オカムラの事務用椅子(9万円)の購入が重なったので、結構な額になってしまったのです。

 また、今年の1月は、値がマイナスになっていますが、これは、この月に収入があり、結果、黒字になったということ(文字は赤い色ですが)。確定申告を行った結果、かなりの額の税金が還付されたのです。リタイア時にもらった源泉徴収書、たっぷりと税金引かれていたからな~

  【過去の当ブログ参考記事】 リタイア後、初の「確定申告」はネットで(e-Tax)

評価

 昨年度は、リタイア一年目、およびコロナということで、支出パターンとしてはかなり特殊だったと思う。ただ、支出額だけでみれば、今後もそう変わらないんじゃないかな。

 昨年は住民税が高かった代わりに、確定申告で還付金があり、コロナで10万円もらった。今年からは住民税が安くなる代わりに、その種の収入は無い。

 昨年は、生活を楽しむための初期投資で結構な額を使った。今後は、その種の支出はなくなるけれど、コロナが収束して、旅行などに出かける機会は多くなる。

 結局、トータル支出は昨年とあまり変わらず、今後も年間100万円台前半で推移すると見込んでいます

 かなり少ないようですが、爪に火をともすような生活をしているつもりは無く、たまには結構な額の外食をしたり、欲しいもの・必要なものは躊躇なく買っています。

 生活費が夫婦折半であること(つまり一家全体でいえばもっと額は大きくなる)、住居費が固定資産税のみであること等で、支出額が低く抑えられているわけです。

リタイア必要額について考えること

 このペースでいくと、年金が出る65歳まであと14年、よほどのインフレが無い限り、それまでの総支出額は2000万円以内で収まりそう(自宅修繕など特殊な出費は除く)。

 65歳以降も支出の大部分を年金で賄える感じ。もし年金額が将来減らされたり、多少のインフレがあったとしても、3000万円もあれば逃げ切れると睨んでいます(一般論ではなく、自分の場合ですよ、念のため)。正直、もっと早くのリタイアも可能だったよな。

 具体的に数字を挙げて「リタイアするのに○○万円必要!」ということを大声で提唱することはしないスタンスなのですが、一年間、リタイア生活を送ってみて、具体的な支出額が出てくると、「このペースでいくと、死ぬまでにいくら使うんだろうか?」ということは、やはり考えます。

 

 1億円を作って、そこから4%の配当金を得て暮らそう・・・みたいな景気のいい(けど実現の困難そうな)記事をよく見かけます。まぁ、皆さん、頑張って下さい。

 

★初めてお越しの方へ。以下に私のセミリタイアの概要をまとめてあります。
 ⇒50歳でセミリタイア達成!その概要を書きます