50歳で早期退職し、セミリタイア!

私セイルは50歳で早期退職、セミリタイアしました!その思いを綴ります。

リタイア後、初の「確定申告」はネットで(e-Tax)

 確定申告の時期を迎えました。

 これまで会社員一筋だった私は、「確定申告ってどんなことするんだろう。面倒臭いな~」などと思っていましたが、どうにか手続きを済ませることが出来ました。税務署には行かず、ネットで

目次

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 《東京都・多摩西部では、柚子はほとんどタダで手に入る》

確定申告をネットで行った理由

 もともと、私は次のような計画でいました。

  • 初めての確定申告は、よく分からないので、税務署で行い、色々と教えてもらう。
  • 勝手を知った2回め以降はネットで行う。

 しかし、リタイアしてさっそく新型コロナ。コロナが流行り出して間もない頃、やはりちょうど確定申告の時期で、税務署で感染者が出て、税務署が一時閉鎖されるなんてニュースになっていました。

混雑する税務署、クラスター発生の恐れも…消費増税で申告手続き煩雑に

 堺税務署(堺市堺区)の60歳代の女性職員の感染が判明した4日深夜、大阪国税局で開かれた緊急の記者会見。冒頭で上良睦彦総務部長が厳しい表情で告げた。

 青梅税務署がどれほどの混雑、感染リスクになるかは知らないけれど、「そこまでして税務署での手続きにこだわる必要も無いのかな。ほとんど無収入なんだし」と思い直し、方針を以下のように変更したのです。

  • まずはネットで出来る限りやってみる。
  • それでも出来ないなら税務署に出向くか電話できく(全くのゼロからより、「ここまでやったけど、分からなかった部分がありまして」という方が、税務署の滞在時間も減らせる)。

コロナとは無関係にマイナンバーカードを取得していた

 ネットで確定申告をするのに、必須なのがマイナンバーカード。実は私、リタイア直前の1月頃に既に取得していました。

 マイナンバーはそのシステムの創設時から、情報漏洩する・なりすましされるとかでマスコミや野党の反対意見が強く、その影響からか、マイナンバーカードを取得する人は「個人情報の大切さを顧みない『酔狂』」扱いでした。

 この風潮は、コロナが本格化する直前まで続いていましたので、カードの普及率は悪く、行政はマイナンバーの普及・啓蒙活動に熱心でした。その一環で、青梅市役所から、次のような郵便を受け取ったのです。

  「写真は市役所で撮ってあげるから、マイナンバーカード作ってよ~」

 これを読んで私は、「リタイアしたらどうせ確定申告をするんだろうし、無職の身には身分証明書になり得るモノが増えるのはいいこと」 と考え、世間的には評判のよろしくないマイナンバーカードを、市役所の言うとおりに、写真を向こう持ちでカードを発行してもらったのです(まぁ写真といっても、市役所職員が普通のデジカメで撮ってくれただけですが)。

カードリーダーの購入

 それまで日陰モノ扱いだったマイナンバーカードですが、私がカードを作って程なく、一気に地位が向上するのです。

 コロナの定額給付金申請にマイナンバーが使えるということで、作る人が急増したとか。あんなに、マイナンバーをいらない子扱いしていたのに、10万円もらえるとなったら、手のひら返してカードを作り出すとか、現金もいいところ

 ただ、私はこのときは普通に郵便で給付金申請しました。スマホの無い私はパソコン&カードリーダーという組合せが必須でしたが、カードリーダーが高騰していたからです。

 しかし、さすがに11月にもなると、カードリーダーの価格も落ち着いてきたし、参考までにマイナポイントも申し込んでおくために、次の商品を買いました。

 1000円以下の格安品でしたが、充分に使えましたので、マイナポイントはこれを使って申し込みました。

ネットでの確定申告はセッティングは面倒だが、その後は便利

 前置きが長くなりましたが、確定申告です。

 初めてなので、いろいろとネット検索をしてみたら、それっぽい記事がヒットするのですが、最後には「だから確定申告には○○というソフトが便利ですよ」という結論になっているものが少なくない。

 もちろん、色々と複雑な事業をされている方にはそうなんでしょうが、リタイアして無収入の私が、そんな専門のソフトが必要であるとは思えない。

 結局、国税庁のサイトにアクセスして、そこに載っている通りにやったら、とりあえず最後まで出来たっぽいのです。

 ただ、必ずしも楽勝というわけではありませんでした。まず、上記の「確定申告書等作成コーナー」というサイトにたどり着くまでが一苦労。

 その後、パソコンにソフトをインストールするも、何度も何度もエラー表示が出てくる。IDやパスワード、暗証番号の類が複数セット登場し、どれを入力したらよいのか分からない。

 このセッティングだけで2時間くらいかけたでしょうか。パソコンをあまり使わない人だったら諦めてしまうかも。

 とにかく、これからネットで確定申告をする人に言っておきたいことは、IDやパスワード、暗証番号の管理はしっかりしよう!ということ。もちろん、マイナンバーカード作成時にも暗証番号みたいなものを決めているはずなので、それも紛失しないように。

納税額や還付額がその場で分かる

 とにかく、セッティングが済めば、あとは決められた通りに入力するだけなので、それほど難しくはありませんでした。

 私の場合は、「昨年1月分の給与」と、「退職時にもらえる賞与」の源泉徴収額を入力することが主な仕事でした。これは、退職時に会社から受け取った源泉徴収票がソースですが、これをスキャンして添付するのかな、と思っていたら、驚いたことに、添付不要。入力した額がそのまま「電子送信」という形で受け付けられてしまったのですね。

 このように、ネットで確定申告する場合は、添付省略できる書類が多いのがメリットのようなのです。もちろん、現物を保管しておく必要はあるわけですが。

【確定申告書等作成コーナー】-e-Taxを利用して所得税の確定申告書を提出する場合の「源泉徴収票」や「医療費の領収書」などの第三者作成書類の添付省略

 入力が済むと、納税額や還付額がただちに計算されます。

 私の場合、タンマリ戻ってきます。というのも、退職時に結構な額、源泉徴収されていたから。特に賞与扱いになっていた部分についての徴収額が大きく、それがそのまま今回、還付されるというイメージです。

 結局、昨年は一ヵ月しか働いていないから、年収も少なく、本来ほとんど非課税なはず。なのに、たっぷり源泉徴収されてしまったので、その分は当然戻ってこなくてはならない、という、考えてみれば当然の理屈なわけです。

 

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