緊急事態宣言を楽観的に捉えることにした
いまかいまかと待ち構えていた緊急事態宣言、とうとう4月7日に出され、8日から有効となりました。
世間では色々と言われていますけど、爆弾を落とされたりすることは無いんだから、まずは前向きに捉え、楽しみながら乗り切っていくことを考えています。
目次
《東京都青梅市》
緊急事態宣言についての感じ方
今回の宣言、時期が遅かったこと、自粛が要請ベースであることなどに疑問の声が各所で挙がっています。でも、今更それを言ってもしょうがないことかもしれません。
ただ、何が心配といって、この期に及んでいまだに行政で揉めていることなんですよね(4/9時点)。
宣言は出たのだから、あとは今できることを最大限にやった方がいいんだと思うんですが、国がストップをかけている、しかも2週間様子を見ろ、だとか。
こういう風に、結論の出ない話し合いを続けていること(また、緊急事態の際にそのことにより手遅れになること)を、小田原評定といいます。
小田原城主を務めていた北条氏直は、その頃、長々と続く和戦の評議を行っていました。しかし、城外では敵であった豊臣秀吉軍が城を囲い、まさに小田原城を攻め落とそうとしていたのです。
結局、城内での長引く評議の中、北条氏直は豊臣軍によって滅ぼされてしまったことから「長引く会議や相談において、結論が出ず埒が明かないこと」を指す慣用句として比喩的に使われるようになりました。
まさに、今、国と都がやっていることは小田原評定の故事そのものなんですよねぇ。
政府の内部で、経済・財政派と医療派で内輪揉めしているから、宣言を出すのもあのタイミングになったし、今、都の自粛要請にストップをかけて宣言に逆行するようなことをしているのも、その政府内部での内輪揉めに起因しているのでしょう。
すなわち、報道によれば、本来宣言後は知事に大幅に権限が移るはずであったが、実際に宣言を出した際に「都道府県は国の理解を得ること」みたいに条項を変更したのだそうです。
概ね、経済・財政派から宣言の了承を取り付けるためでしょうが、大火事なのに、預金通帳を取りに戻るようなことをしていて本当にいいんでしょうか。
二兎を追う者は一兎も得ず。
西村大臣がやり玉にあがっているけど、彼はただの受け子だと思います。やらせている人が裏にいるはず。
楽観的に行くことにした
このように、少し前から悲観論に傾倒している私ですが、一方で、「日本に限っては、案外、このようなヌルいやり方で結構うまく行ってしまったりするのかも」という希望的観測も、実は捨て切れていません。
もちろん、5月に安全宣言が出せる程、完璧に上手くいくとは全く思っていませんが、何度も危機を迎えながら、だましだましやっていくことで、イタリアのような破局にまでは至らないのではないかということです。
その根拠は?というと、、、、、、ありません。
ただ、ある程度は楽観的に構えていた方が、この緊急事態を楽しく乗り切っていけそうなので、敢えてそう思うことにしたのです。そのために、自分の考え得る正常化バイアスを総動員しています。
もちろん、楽観的といっても、自分が感染しない・させない努力は怠らないつもりです。
楽しく乗り切るための投資をした
ということで、今後、長期間に及ぶであろう自宅生活、少しでも楽しく過ごそうと、いくつかの投資を行いました。それらはリタイア生活でも役立つであろうものです。
具体的にどのような投資をしたのか?
それは次回に述べようと思います。
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