私は1月末をもって退職しており、新型ウィルスの件にも巻き込まれず、悪くいえば「逃げ切った」という感覚なのですが、リタイアブログを見ると、この件でかなり影響を受けている方もいらっしゃるようです。
当ブログでは「リタイアの良いところ」「勤め人のツライところ」などをテーマにしていますが、やみくもにリタイアに踏み切ることを勧める意図はありません。ひくべき時はひく、というのも大事なことです。
目次
《東京都青梅市》
私に対する影響が小さな理由
投資の大部分を引き揚げておいた
当ブログで以前、次の記事をアップしました。
この記事で、私は投資に対する才覚の無さを自覚し、投資した大部分の資金を引き揚げてしまったことを書いてます。
まだ、リスク資産は若干あるのですが、今回の件による資産減少額はせいぜい数十万程度で、この額がなかったからと言って、リタイア生活に直接影響を与えるものではありません。
株価が乱高下しているので最終的にどうなるか何ともいえませんが、今回の件における私のリスクは数十万の範囲で収まりそうですので、リタイア計画に影響はありません。
人々が密集する場所に行く機会が無い
会社は辞めてしまいました。だから会社にいく必要はなく、電車にもここ一ヶ月以上乗っていません。
私の居住地域に存在する施設等において、「密閉・密集・会話」の条件が揃うのは学校くらいなのですが、私には関係ありません。スーパーには行くけれども、田舎なので、「密集」という程に客や従業員がいるわけではない。
散歩・ハイキング・サイクリングにはいきますが、アウトドアであり、「密閉・密集」するような環境ではない。
コロナのことも多少は気にして、立川などの「大都会」に行くことは控えてはいるものの、リタイア前から想定していた生活は概ね出来てる状態です。
影響が大きい場合、私だったらどうするか
私の場合は、前項のように都合よくいったのですが、それは、たまたま退職時期として考えていたタイミングが絶妙過ぎた、という一言に尽きます。実際には、コロナショックで影響を受けている方も結構いらっしゃるようなのですね。
リスク資産の比率が多い場合
例えば、多額のリスク資産を持った状態でそろそろリタイアに突入か?という状態で、コロナショックに巻き込まれ、資産が大幅に減少してしまった場合。
もちろん、いつか景気は上がるはずではあるのですが、私だったら、リタイアはしばらく見合わせ、失った分を労働で取り戻そうとすることでしょう。もちろん、コロナに感染するリスクは高まるんですけど、「もしかかっても大概は風邪程度で直るそうだ。それより先立つ物の方が重要」という判断をするんじゃないかと。
会社というのは、色々と面倒なことも多いですが、毎月ほぼ定額の給料を振り込んでくれ、社会保険も半額折半してくれるなど、ありがたいことも多いです(この「ありがたいこと」を「ありがたいこと」だとキチンと認識することが、リタイア実現への一歩だとさえ思っています)。
大不況に突入することが想定される状況においては、あまり金銭的にリスクのある行動は取らず、ひとまず会社にしがみついて様子を見るのが無難ではないでしょうか。
無リスク資産の比率が多い場合
次に無リスク資産が多くて、コロナショック後もリタイアするに足る資金がある場合。私だったら、逆にリタイアを早めようとする、と思います。
このやっかいな状況で働くと、まず、コロナの感染リスクも高まります。それに、特殊な労働環境下で通常とは異なる業務の方式が要求されたりするかもしれません。あるいは、テレワークで出勤はせずに済んでいても、テレワークでこなせない仕事が絶対あるはずで、それらが後々降りかかってきます。
金銭的に問題があるのだったら、コロナ感染のリスクを冒しても会社は辞めないでしょうが、金銭的に問題無いのだったら、コロナをきっかけにリタイアしてしまう、というのも一つの考えではないでしょうか。
おわりに
色々と偉そうなことを書いてしまいましたが。。。
思いもよらぬ出来事により、計画の修正を余儀なくされる、ということはあるんだな、と今回の件で感じています。
私は今回、ほとんど影響はありませんでしたが、それは運が良かっただけで、また今後何があるかは分かりません。世の中の状態を注視し、必要に応じて臨機応変に対応することも必要なのでしょう。
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