50歳で早期退職し、セミリタイア!

私セイルは50歳で早期退職、セミリタイアしました!その思いを綴ります。

我が家の家計とリタイア資産状況について、もう少し詳しく書いてみる

 先日、紹介された雑誌には、我が家の支出についても、ごく簡単に図でまとめられています。

 図の部分を文章に書き直すと、次のようになると思います。

  • 年間、夫婦二人で60万円ずつ出し合って、計120万円の生活費とする
  • その他、私の個人的な支出として90万円を見込む。
  • よって、私の支出は合計で年間150万円。

 取材で話したが、記事にはなっていないこと、そもそも取材で話題にもなっていないこと、などもあるので、補足を兼ねて、もう少し詳しく書いてみましょう。

目次

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 《東京都檜原村・山梨県上野原市:甲武トンネル中の表示》

そもそも家計簿はつけていない

 正直なところ、ウチでは家計簿をつけていません。

 「え~」と思われるかもしれませんが、預金通帳の差額を計算すれば、年間いくらぐらいの支出があったか、概ね把握できるので問題無いのです。雑誌に載っている家計の数字も、この「概ね把握している数字」となります。

 「家計簿をつけなくて大丈夫なのか」と思われるかもしれませんが、スーパーや昼食など定期的に行う買い物、および光熱費などの固定費用の支払い以外は、買い物の回数が少なく、使い過ぎているかいないか、感覚で分かってしまいます。

 というか、感覚で分かるくらいの買い物しかしていないからこそ家計簿が不要、ということです。家計に悩んでいる方は、ちゃんと家計簿がつけた方がよいので念のため。

夫婦の生活費

 夫婦共通の銀行口座では、1年弱で100万円ぐらい減少しており、減ってきたら適宜入金するというパターンが出来ているので、年間に直すと120万くらい?ということで、

  • 年間、夫婦二人で60万円ずつ出し合って、計120万円の生活費とする。

となっています。

 なので、ここでいう生活費は「夫婦共通」であるものに限られますね。

  • 固定資産税(年間12万円)
  • 食費のうち、自炊または2人での外食(月3~5万くらい。外食が多い月は増える)
  • 自宅の通信費(月6千円)
  • 電気・ガス・水道・燃料費(月1~3万;季節により変動)
  • 2人での旅行

などは、夫婦共通の生活費に入るのですが、

  • 食費のうち、一人の外食・飲み会の参加
  • 個人の通信費
  • 自家用車の費用(妻)

は、個別費用からの支出となります。

 やはり大きいのは、住宅関連費用が、固定資産税12万(年間)のみに抑えられていること。しかも、築6年で今が最も高い時期ですから、今後は減少していく費用です。

 もし月8万円も家賃に払っているようであれば、これらの費用を年間120万円で賄うことは到底できないでしょう。

個人の支出

 個人の支出は個人管理ということで、私の場合、年間90万円を計上しています。この根拠は何か?

 実は、現役時代のある年度の個人支出を、個人口座の残高から計算したら60万円ほどでした。これは、前出の個人の外食や通信費等の他、医療費、趣味の費用、アマゾンで気まぐれでした買い物等も含めての数字です。

 ただここには、給料から天引きでされていた税や保険などは含まれないので、リタイア後は自分で払う必要があります。その費用を30万円として、60万+30万=90万として計算したのです。

 もちろん年度によってこの額は異なっていて、ただ今の支出を続ける限り、多くてこのくらい。実際には、雑誌にもあるように、大抵は年70~80万円くらいで済むのではないか、といったところです。

リタイア前後の支出の変動

 以上のような感じで、リタイア後の支出を年間150万に設定しているのは、これまでの支出の実績から算出したものです。

 言い換えれば、

 「年間150万円あれば、リタイア後もこれまでと同等の生活が送れるはず」

ということです。

  【参考記事】 リタイアを思い立ったキッカケ:『年収100万円の豊かな節約生活術』

 そのため、雑誌には「リタイア前後で生活費は変わらない」などと載っているはずです。大体はその認識でよいのですが、

  • 昼食が自炊となり、毎日コンビニにお布施していた400~500円がなくなった。
  • 自宅にいる時間が増え、電気代があがった(特に冬)。
  • コロナのため趣味の合唱をしていない。
  • アマゾンプライムに入会(月500円)
  • プライムビデオを見る場合、WiMaxでは能力不足なので、固定回線をひくかも。

等があるので、若干の変動はあるかもしれません。ちゃんと計算はしていないのですが、恐らく減る方向で。

今後の資産状況

 50~65歳の間を年間150万円で過ごしたら2250万円。また、ねんきんネットによれば、65歳から受給できる年金も150万を若干超えるくらいなので、年金のみで支出を賄えてしまう。

 つまり、私の場合、2250万円が、50歳でリタイアする場合の、本当に最低減の費用ということになります。

 もちろん、2250万円ポッキリしか持っていなくてはリスクがあり、安心できるリタイア生活はおぼつきません。

  • インフレ
  • ねんきんネット試算額より、年金がもらえない
  • 大病、自宅修繕等

 そのため、50歳まで働いて、給与収入・退職金増額など、資産の上積みを図りました。また、年間150万の標準支出額に、更に上乗せした支出額を計上してインフレや年金リスクへの対応とし、リスクが発現していない段階では贅沢費用としています(コロナのせいで贅沢をする機会がまだないのですが)。

【参考記事】

 

 

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