コロナでお気楽リタイアのムードが飛んで寂しい

　以前、当ブログにて、次のことを書きました。

都会？田舎？ いや私は「郊外暮らし」です - ５０歳で早期退職し、セミリタイア！

 　世の中のニュース、コロナ一色ですね。コロナで経済がヤバイことになりそうなので、リタイア者または志望者の方も、さすがに無視はできず、色々なブログで頻繁に取り上げられています。

　当ブログは、話題の多様性を保つため（あと私個人に実影響があまり無いため）、できるだけコロナの話は避けるようにしていますが、コロナ一色の世の中、場違いな感じもしています

 　テレビでもネットでもコロナのことばかりだし、現段階では私個人への影響は小さくても、さすがに心配で、のんびり気分でいることはできなくなってきました。

目次

　《東京都奥多摩町[いつトンネルを抜けられるのか]》

リタイアブログへのコロナの影響

　リタイアブログを読んでいて、まず残念なのが、株価急落で資金が溶けてしまい、リタイア計画に影響を及ぼしている方が散見されること。先を焦ってリスクを取りすぎた、というのはあるんでしょうが、本当にお気の毒です。

　一方で、このジェットコースター相場をチャンスとばかりに、ガンガンに売り買いしている方もおり、ある意味、リタイアブログ界は活気づいています。

　何れにしろ、日常の出来事などの話題が減り、株式相場の急変動の話、コロナの生活への影響などの話題が増えてきました。リタイアブログ界からお気楽ムードが飛んでしまい、どこか寂しいものがあります。

株価暴落に色めきだっているリタイア者・志望者が多い？

　そんな風に思っていたとき、次のブログ記事に出会いました。

　あぁ、私と似たようなことを考えている人はいるんだな、と。

　この記事を書かれた方は、株系のブログとリタイア系のブログの読み比べをされている。そして、今回の株価暴落に際し、前者は悲観ムードだけど、後者は意外に色めきだっているものが多い、ということです。

　あぁなるほどな、と。

　正直なところ、セミリタイアするにはどうしても先立つものが必要なので、これを達成・志望している方は、常人以上に金銭面の意識の高い人が多い。特に、これまで種銭を温存していた方にとっては、ここで上手く立ち回れば、大幅に増やすことができる。

　今回の事態でも喜怒哀楽無くドッシリと構えている方もいますが、一方で、「平穏な日々」などは意識から飛んでしまっている方も多いでしょう。

 「平穏な日々」に戻ってほしい

　今回、株価が暴落しているのは、金融面ではなく、パンデミックという目に見ることができないものが原因となっています。

　単なる金融面を要因とした暴落なら「いつかは戻るさ」と、悠長に構えていることもできるけど、コロナについてはそれが何者か分からぬが故、今後何が起こっても不思議ではない、という底知れぬ不安感が抜けない。

　別に、コロナ自体がとんでもなく怖いものだと決まっているわけではない。１年後、「言う程ではなかったね」ということになっている可能性もある。

　しかし、例えば、世界人口の5％以上が失われてしまうという可能性もまるっきりゼロではなく、そうなったら、経済が回復するまでに相当な期間を要することになりそう。今どっしりと構えている人でも、3年、5年と回復しなかった場合、その状況に耐えることはできるのか？

　日本を含む世界経済がズタボロになって、これまで受けられていたサービスが受けられなくなったり、きついインフレになったりなどしかねない。

　贅沢は言わないけれど、質素な暮らしさえも維持できないようでは困る。投資で得をしたところで、実生活でそれ以上の不利益を被ることになったら元も子もない。

　まぁ、私はこんな風に感じるので、先のブログ記事の次の記述に同感してしまいます。

そりゃあ、気持ち的には上手く底で仕入れて回復の恩恵にあずかりたいってのはあります。

でも、別にそれに乗れなくてもリタイア生活が守られていれば良いのであって。

極端な市場の混乱は不安定な世界に繋がるだけなので、「買い場だ！チャンスだ！」なんて気持ちになれるのが不思議です。

　ただ、これは私が完全リタイア可能な資金を、ほぼ貯蓄によって調達してしまっていて、あとは今の生活を保守すればいいだけの立場にいるからかも知れません。更なる資金が必要な方は別の感じ方をしているのだと思います。

　何れにせよ、この騒動があまりに長期化した場合、誰も幸せにならない未来がやってくるのは間違いありません。早く収束して平穏な日々に戻って欲しいものです。

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　⇒50歳でセミリタイア達成！その概要を書きます