50歳で早期退職し、セミリタイア!

私セイルは50歳で早期退職、セミリタイアしました!その思いを綴ります。

最終出社日。お菓子を配りまくりました。

 27年ほど前の4月1日、私はある会社に新入社員として初出社。この日のことは今でも昨日のことのように思い出せます。

 そして先日1月31日、とうとう最終出社日を迎えました。長らく勤めてきた会社を退職し、新たな人生フェーズを迎える記念すべき日。初出社日と同じく、一生忘れない日になるでしょう。

 今回は、この最終出社日のことについて書きたいと思います。ダラダラと事実を書いているだけですが、「最終出社日はどんな感じなのか?」と疑問に思っている人には、多少役立つかもしれません。

目次

 

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 《青梅線・青梅駅》

退職辞令を受け取る

  朝は一本早い電車に乗りました。多摩地区にあるいつもの事業所ではなく、都心にある本社に行き、退職辞令を受け取るためです。

 本社に到着し、簡単な事務連絡と社員証や名札等の返還。そして、人事部長から、予定通り退職辞令の交付を受け、記念撮影および少し雑談。

 この後、本社の部署に、送別用のお菓子を渡しました。

円満退職とお菓子配り

 本題から少し外れますが、お菓子について少し。

 前々回の記事(退職にあたっては「円満退職」を目指した)で、私は「円満退職」を目指したと書きました。その総仕上げが「お菓子配り」です。

 「これまでありがとうございました」という気持ちを伝えるのに、形としてお菓子を渡すのはとても分かりやすいし、個別に御礼する際も、いきなり御礼を言うより、「お菓子、どうぞ」から入ると会話が進みやすいですからね。

 配ったお菓子は次のもの(味違い、枚数違いもあり)

このお菓子にした決め手

  • デパートで試食したらとてもおいしかった
  • クッキー一枚一枚、個別包装なので、一人一人に配れる
  • かさばらないので持ち運びが楽。

 このクッキーを全部で300枚分用意し、お世話になった部署に配布しました。

 ただ、上記では「かさばらない」と書きましたが、300枚となると、やはりかさばります。そこで、一部の部署へは事前にお渡しし、最終出社日は「本社」と「所属部署」のみに配ればよいようにしておきました。

昼食と退職メール

  本社を後にして、多摩地区の事業所の最寄駅に移動しました。

 お昼も近かったので、部署に行く前に腹ごしらえ。最初は牛丼にしようかと思いましたが、記念すべき日ですから、やや高級な回転寿司にしました。この店は、この日に限らず、仕事が一区切りついた日などによく行っていました。まぐろセットについてきた中トロ・大トロがとりわけうまかったですね。

 その後、所属部署に到着。お昼休み中でしたが、私は早速メール書きに取り掛かります。

 今は便利なもので、退職メールのテンプレがネットで入手できます。

 最初は、このようなテンプレを参考にしようとも思いましたが、結局、すべて自分の言葉で書きました。メールの送信先は、全社一斉ではなくいくつかのグループに限定。全社一斉にテンプレ文を送信しても、何か気持ちが伝わらない気がして…

 かなりお世話になったのに、口頭での御礼やスピーチを行うことが出来なかった人々に対し、自分の言葉で(退職のやや立ち入った背景も含めて)メールをしたのです。

所属部署でお菓子配りとスピーチ

  その後は、所属部署でお菓子配りです。特にお世話になったグループの人々には直接に配り、これまでの御礼を言いました。「お世話になった人」の隣に「これまで話したことも無い人」が座っていたりして苦労しましたが、そのような人にも何かしら話題を見つけてお話をしました。

 このような個別配布を1時間くらいかけて50人くらいに対して行った後、まだ数十枚のお菓子が残っていたので、これは、部署内の「お菓子置場」に置いて、皆で召し上がってもらうことにしました。

 その後、スピーチです。これもスピーチ文例を参考にすることなく、自分の言葉で話しました。少し舌足らずでしたが誠意は伝わったと思います。

自分の席で時間つぶし

 後は、やることも無いので、自分の席に戻ります。時折、先ほど出した退職メールの返事が返ってくるので、それに対して更なる返事を返します。あとは、社内システムのメッセージを見たり(少しだけ仕事上の書き込みも)、ヤフーニュースをみたりして(!)時間を潰しました。

退社、そして帰宅

 いよいよ、定時になりました。

 私が扉を出るとき、皆さん、立ち上がって見送ってくれました。

 定年退職ではありませんが、それでも長年やってきた。大して仕事も出来ないヤツでしたが、定年に準ずるようなリスペクトを払って頂き、嬉しかったです。

 そして、いつもの電車で帰宅。

 青梅の自宅では、妻が高級焼肉を買ってきてくれていました。駐在刑事を見ながら、第三のビールを飲みつつ、おいしく頂きました。

 

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