私が以前運営していたブログでは、「早期リタイア」「完全リタイア」を標榜していましたが、今回新たに立ち上げた当ブログでは「セミリタイア」としています。
当時と現在とで、目指すリタイアのスタイルを変えた訳ではありません。今後、労働収入がゼロだったとしても、食いつないでいけるくらいの資金は準備したつもり、つまり、完全リタイアは可能ということです。
ただ、働くことを完全に放棄しているのではなく、「バイトくらいならそのうちやるかも」とは思っていて、なおかつ、インターネット的にも、セミリタイアの方が通りがよさそうなので、「セミリタイア」としているのです。
《東京都・奥多摩町》
「完全リタイア的セミリタイア」について
つまり、「完全リタイア的セミリタイア」なのです。この用語は、次のブログに載っていました。
完全リタイア的セミリタイアのススメ|セミリタイアへの道 ~ 穏やかな日常を目指して ~
今現在の私には幾ばくかの収入がありますが、
それは生活に潤いを与える為の収入であって、
別になくても(おそらく)寿命までは生きていけるかと思います。
(中略)
完全リタイアできるけど、場合によっては働くのもあり、
そんな「完全リタイア的セミリタイア」が理想なのではないか?
そうそう、思っていたことが、まるまる、この記事に既に書かれてしまっています(笑)。
とにかく、完全リタイアできるだけの資産は貯めるんだけど、フルタイムの仕事を辞めた後でも、何かしら(フルタイムではない)仕事をしてもいい。あるいは、しなくてもいい。そのような選択ができたらどんなにいいでしょうか。
でも、このような状態を実現するには、それだけの資金が必要。つまり、フルタイムで仕事する期間をそれだけ長くとらなくてはなりません。
一方、リタイア後も、生活のために短時間働くことを許容すれば、数年早く辞めることができます。でも、「働いても働かなくてもいい」という自由は得られない。
これはジレンマです。リタイアの検討を開始した頃、かなり悩みましたが、結局、前者をとりました。その理由について、以前、私が運営していたブログから一部修正の上、以下に転載します(ここに書かれているのは、私がリタイアの検討を開始した、5年ほど前の頃に考えていたことです)。
完全リタイアできるだけの資金を準備した理由
生活を楽しむには、もう少し資金が欲しい
リタイア後も楽しく暮らしていくため、たまには外食したり旅行に行ったり、ということはしたい。そのためには、もう少し資金が欲しいところですが、今以上に生活を切り詰めて、資金を捻出することはしたくない。
そこで、ここであと5年、今の職場で働くとします。すると、その分の給料と退職金の積み増しにより、自らの楽しみのために資金を充てることが、ある程度可能になってきます。また、リタイア後から年金受給開始までの期間が5年短縮され、その分、リタイア資金の必要額が小さくなるのも大きいです。
生活のためにアルバイトをしていると、本当に自由になれている気がしない
例えば、あるアルバイトで働いていたとして、そこが割りに合わないと思っても、生活がかかっていると、直ちに辞めることは難しい。また、もしそこを解雇されてしまったら、なるべく早く次のアルバイトをみつけなくてはなりません。
やはり「生活のためのアルバイト」というのは、不自由な面があるのは否めないのではないでしょうか。
それだったら、あと5年間は辛くても頑張って、50歳でスパッと辞めるほうがよいような気がしてきたのです。
生活のアクセントのためのアルバイトならアリ
ただ、50まで働いてリタイアした後も、(生活のためではなく)生活のアクセントのために、簡単なアルバイトを少しだけする、というオプションはあってもいいのかなと思います。
例えば、週に数回、午前中のみの軽労働で体を動かす。昼になったら散歩がてらゆっくりと家に帰り、昼ごはんを食べてそのまま昼寝。
いいアルバイト先さえ見つかれば、こんな生活もちょっと楽しそう。生活のためじゃないから、嫌になったら辞めてしまってもいいんだし。
ボランティアという考えもありますが、「小銭を稼いで、それを自分の楽しみのために充てる」ほうが自分としては好ましいですし、貯金の取り崩しも抑えられてよいのではないでしょうか。
コロナのために完全リタイアに気が向いてきた
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