当ブログのコメントにて「等身大のセミリタイア生活者」という風に評して頂きました。自分で「等身大であろう」と考えていたわけではないのですが、確かにそういえば、変にキラキラと飾ったり、逆に卑屈になったり、ということは、ブログに書かないようにしてきました。
それは、そもそも私のセミリタイアまでの経緯・方法論、またはセミリタイア生活に、特段キラキラした要素が無いからですね。
「投資をして、こんなに早くFIRE出来ました!」とか、「リタイア後も、自分の好きな仕事をするだけで、資産がどんどん増えています!」とか、書きようがないんですよね。
まぁ、今後、働かなくても逃げ切れるだけの資金は作ったつもりではあります。でも、それは以前も述べた通り、長年レールに乗っかり続けて、収入よりも支出が圧倒的に少ない生活を続けていただけのことであって、他のFIRE系記事を読み慣れていると、面白くとも何ともない話でしょう。
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まぁ、働かなくともよい境遇というのは羨望の的なのだとは思います。そのことにより、優越感を持ってしまうのか、会社員生活はダメだ、みたいな発言をされるリタイア達成者の方もいらっいます(FIRE卒業トレンド以降は、減ったかも)。
でも、セミリタイア生活と会社員生活に、別に優劣なんて無いと思うんですよね。確かに、私はリタイア後、好き勝手やっていて自分なりに楽しんではいますが、本や画面に向かっていることが多くて、一般的には、つまらない生活のように映るでしょうよ。
自由というものが、人生を素晴らしくする魔法のように宣伝されていますが、私がそれを得てやっていることなんて、別に大したことでも無いんです。
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ただ一方で、この生活はこの生活で良いものだとも思いますね(適正さえあれば)。それまで、少なくない税金を払いつつ資産を形成してきて、今、成果を享受しているわけですから、何ら卑屈になる必要もありません。
適正の無い方がFIREをした結果、当然のごとく「卒業」されて、「FIRE生活なんてしてたら人間がダメになる」的なことをおっしゃっていますが、気にかける必要などないでしょう。
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結局、等身大というか、自分の持っているネタを書くしかないんですよね。自分の持っているネタというのは「こういう面白くもなんともない地味なリタイアを達成し、継続している」ということです。そして、このことを選択肢として人生設計に組み入れると、幸せになる方というのも、多少はいらっしゃると思うので、毎回似たような情報発信を続けている次第です。
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