50歳で早期退職し、セミリタイア!

私セイルは50歳で早期退職、セミリタイアしました!その思いを綴ります。

郊外リタイア生活の移動手段。車は必要か?

 郊外リタイア生活でポイントとなる事項の一つに、「移動手段(足)の確保」があると思います。

 バリバリの都会であれば公共交通機関、バリバリの田舎であれば自家用車と明確ですが、私の住んでいる東京都青梅市ぐらいだと、悪く言えば「どの移動手段も"帯に短し襷に長し"」、よくいえば「様々な移動手段の使い分けができる」といったところです。

 参考までに私の方式を書いてみます。

 

目次

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 《東京都青梅市:青梅線河辺東青梅間]》

車の保有率は高いが必須でもない

 たまに「車は必要か?不要か?」みたいなテーマで論争になっていて、「車は金食い虫だから、車必須な田舎は論外!」みたいに頑張っている都会人を多く見かけます。

 確かに、青梅市の車保有率は高そうです(特に西部・北部の自然豊かな地域)。うちのご近所さんの庭には、大概、自家用車が停まっていますし。

 でも、かなりが"軽"ですし、庭があるので駐車場代は不要賃貸アパートでさえ駐車場がついている)。車があれば電車・バス代は少なくて済むので、移動手段として便利に使いこなせているのなら、そこまで金食い虫ってわけでも無いと思うのですが、どうですかね。

 で、ここが勘違いされそうな所なんですが、「車保有率が高い」イコール「車が無いとどこにも行けない」って訳ではないってこと。というのも、スーパーやコンビニ、診療所は、(一部地域を除き)市内にほどよく配置されていますし、電車やバスもあります。

 実際、私は車が無くても普通に暮らせています。妻は車を持っていますが、乗せてもらうのは一緒に外食をするときか、瑞穂のジョイフル本田日の出のイオンモールに行くときぐらいです。

 「車が無いと、本当にどこにも行けない場所」というのが、数多く日本に存在するのは事実でしょうが、青梅市の大抵の地域はその類ではない、ということです。

  • 車の保有コストが低く、
  • 自宅の庭に直接乗り入れができ、
  • 道もそれほど混んでおらず、
  • 駐車場完備の店が多い。

といった事情から、車を持つことのメリットは大きい。ただ、必須かと言われると、そこまでではないでしょう。

私は電動アシスト自転車が主体

 車を持っていない私が足として最も頼りにしているのは、趣味と実益とを兼ねて、電動アシスト自転車です。

 常用している近くの中規模スーパーや最寄駅などへは徒歩でも充分行ける距離なのですが、それでも自転車の方が楽で速い。スーパーの駐車場には車が多い一方、自転車もそれなりに停まっていたりします。

 また、月に数回、市街地の大型・格安スーパーに行くことがありますが、やはり、コイツで行っています。往復で15km~30km、途中に坂があったりしますが、電動アシストがついているのでそこまで苦ではなく、いい運動になっています。そもそも奥多摩や山梨へもこれで行っていますし。

 でも、やはり特殊かな?

 電動とはいえ、そんなに遠くまで自転車でいくのは嫌だ!という方は、素直に市東部の市街地に住むか、原付でも購入されればよろしいのではないかと。

都市部への移動は電車

 都市部への移動(立川、新宿、東京方面)は、電車になります。これは車を持っていても同じ。新宿まで車で行っても、置く場所が無いですから。

 この辺では、JR青梅線になりますが、なかでも、東側区間の青梅・東青梅・河辺・小作などの駅まで出れば、都心部ほどではないにせよ、まぁ困らないくらいの本数は出ています。

青梅駅 立川方面 平日時刻表

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 新宿まで1時間17分、東京まで1時間半とちょっと遠いですが、ほとんどの便は青梅駅が始発で、座っていけるので楽です。リタイア前は、通勤時に座れることの有難さを身に染みて感じていました。

 もっとも、そもそもこの辺りの人の多くは、職場や学校が多摩地域にあって、23区内まで通っている人は少数派だったりします。遠距離通勤地獄のように言われがちなのですが、必ずしも真実ではありません。

その他の交通機関

青梅線ローカル区間

 青梅線は、青梅駅を境に西側は便数が少なくなります。6~7時台の上りは合計6本、日中は45分間隔。

 リタイア前は、この区間を使って青梅駅まで行き、立川・東京方面の電車に乗り換えていました。便数が少ないとはいえ、通勤時間帯に6本出ていれば、会社の到着時間に丁度良い便はあるもので、いつもその便に乗っていたので、特に不便はありませんでした(毎日同じ人と出くわす、というのはありますが)。

 一日に乗る便は、行き帰りの2本だけなのに、便数の多さを殊更に競ってもしょうがないと思っています。

バス

 都バス西東京バスが市内を網の目のように結んでいます。

 私の住んでいる地域は、上記の青梅線ローカル区間に、バスが並行して走っています。便数は1時間に3~4本と、鉄道より多いです。

 ただ鉄道の方が運賃は安いので、可能な限り鉄道を使っています。鉄道でよい便が見つからない場合、補完的にバスを利用している感じでしょうか。

 ただ、バスの便数は地域によりバラバラで、1日数本しか出ていない僻地も一部存在するので、事前に調べておくことが肝要です。

まとめ

  • 車社会ではあるが、そうでない移動手段も可能。
  • 私は電動アシスト自転車による移動がメイン
  • 都市部へは主に電車。バスで補完。

といったところ。

 結局はありがちな郊外生活なのですが、通常の郊外に比べ、自然環境が段違いなので、気に入っています。

 「自然豊かな田舎に住みたいが、車必須なところがちょっと・・・」という方は、青梅のような田舎的郊外などは一考の余地はあろうか、と思います。

  「バリバリの大都会で電車3分おき」vs「限界集落で車が無いとどこにも行けない」の二者択一ではないということです。

 

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