50歳で早期退職し、セミリタイア!

私セイルは50歳で早期退職、セミリタイアしました!その思いを綴ります。

FIRE達成後は「のほほんと」生活すればそれでよい

 FIREやセミリタイアをするには、退職後にやりたいことや目標を明確にしておかなくては失敗する、みたいな物言いをよく見かけます。まぁ確かに、私もセミリタイア生活において、やりたいことを持っているし、「これこれの勉強をしていこう」みたいな目標があります。

 

 

 でも、自分のこれまでのセミリタイア生活を振り返ると、そのような「やりたいこと」「目標の達成」のために、毎日毎時間あくせくしているわけでもないのです。むしろ、のほほんと過ごしていることの方が多い

 極端な話、youtubeの視聴でほぼ一日が終わってしまうこともあったり。

***

 FIREしたら、こんなこともやろう・あんなこともやろうと考えている人も多いかもしれませんが、自由時間の大海に飛び込んでみると、やりたいことをせずに怠惰に過ごしてしまう、というのはありがちです。

 もし、大量の食べ物を目の前に差し出されたとしたら、それがどんなに高級で美味しいものであっても、胃袋の大きさは決まっているのだから、全ては食べきれないに違いありません。

 時間も同じではないでしょうか。ネットには「私はお金持ちではなく時間持ちだ」みたいに発信していらっしゃる方がおられますが、その有り余る時間を有効に活用できる器でなければ、「ふーん」で終わる話ですな。

***

 というと、FIREとかセミリタイアは、生活が怠惰にならぬよう、そして時間が有効活用できるよう、あらかじめ計画を立てておけ!みたいな話になりそうですが、逆です。

 「それ本当にリタイアしているん?」と首を傾げたくなるようなバイト・副業に忙しい人や、時間の活用が非常にうまい人でない限り、リタイアして自由時間が飛躍的に増えたら、それなりに怠惰になるのは普通のことなのです。リタイア当初は精力的であっても、だんだんと怠惰さが増していくということもあるでしょう。

 その場合どうすればいい?

 のほほんと生活すればそれでよい

 今は自宅で楽しめる娯楽が山ほどあるのだから退屈する暇などない。

***

 それでもFIRE失敗or卒業した人のなかには、「FIREしてみたら退屈だった」みたいに言う方がいる。ご本人は、FIRE生活や、そこで享受しているコンテンツが退屈だと思っているのでしょうが、怠惰な自分が許せない、というのが本質なのだと思います。そう感じている状態で受身の娯楽などしたところで、楽しいわけないですから。

 人それぞれに、性格や経験などがありますから、そのように捉えることが悪いこととは思いません。ただ、リタイア生活を長く続けていこうと思えば、「のほほんと生活していても全然構わない」という発想を持てないとツライような気がします。もしかしたら、リタイア適性・FIRE適性とよぶべきものの一つかもしれません。

 

↓ランキングに参加しています。この記事が気に入ったら、次のバナーまたはリンクのクリックをお願いします

 にほんブログ村

 

★初めてお越しの方へ。以下にて私のセミリタイアの概要をまとめてあります。
 ⇒50歳でセミリタイア達成!その概要を書きます  

PVアクセスランキング にほんブログ村