立憲民主党の議員が安倍総理の辞任に際して「大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物」とツイートしたことが物議を醸しているそうです。
立憲民主党の石垣のりこ参議院議員が、ツイッターに「大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物」などと投稿したことに批判が相次ぎ、その後、石垣氏は、配慮が足りなかったとして謝罪しました。
民主党系の人々は、「持病持ちだけど働いている人達」を応援するスタンスであり、ただ、「どんな時でも政権を批判する癖がある思考能力のない人物」の集まりであるため、ついついこういう投稿をしてしまった、と好意的に解釈しておきます(単純に馬脚を現してしまっただけなのかもしれませんが)。
でも日本社会では、人に対してこのような評価をするのは案外よくある気がします。
病気で休むということだけでなく、電車が遅れて遅刻するときなど、その原因を当人の自己管理(危機管理とはいわないけど)に求め、評価を下げるということは普通に行われていそうです。
だから人々は、熱があっても無理してでも出勤しようとするし、少々の列車遅延では遅刻しないためにかなり家を早く出たりします。どんなに暴風が吹き荒れていても会社に辿りつこうと、駅に長蛇の列を作る人達が後を絶たないのも、この類でしょう。
このように、不可抗力的のことがあっても自己の評価を下げないため、相当な社会的コストが支払われているものと推測します。日本は生産性が低いといいますけど、人々がこういう社会的コストに疲弊している、というのも原因の一つかな、と思っています。
でも、私も人のことは言えません。現役時代、同僚に、病気を理由にしょっちゅう休まれて、その穴埋めをするたびにイライラしていましたから。もっとも私の場合は、病気そのものに対する批判というよりは「本当にそれ病気なの?仮病と違う?」ということでしたが・・・。
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