50歳で早期退職し、セミリタイア!

私セイルは50歳で早期退職、セミリタイアしました!その思いを綴ります。

リタイアして家にいると「近所の目」が気になるものなのか?

 リタイアすると、一人でブラブラする時間が増えるので「近所の目が気になる」みたいな記事を少なからず読んだことがあります。

 これって、本人の感じ方や周辺環境にもよる部分が大きく、何か一律に決まった現実があるわけではありませんが、とりあえず、私のケースを書いてみます。

目次

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 《埼玉県日高市:五常の滝》

「"目"を気にすべき近所」が無い

 結論を言ってしまえば、私は「近所の目」など気にしていないわけですが、そもそも近所の人なんて、そこまでよく知らないのです。まぁ、隣に住んでいる人やお向かいの人は、挨拶はします。少し離れたお宅に回覧板を回したりもします。が、せいぜいそれくらい。

 スーパーには、週に何度も通うので、レジ打ちのオバチャンの顔は覚えましたし、向こうも覚えているでしょうが、それ以上のものではありません。平日日中に、そこまで年寄りではない私がスーパーに行くのですから、多少変わっている客と思われているかもしれませんが、そんなこといちいち口にしません。

 つまり、「近所の目」が気になる気にならない以前に、そもそも「"目"を気にすべき近所」というものが存在しないのです。そこまで私のことが気になってしょうがない人なんて、近くには存在しないのですから。

都会/田舎、持ち家/賃貸ではなく、「知り合いの多寡」による

 ちなみに、私が住んでいる場所は、都会・田舎の二分法でいくなら田舎ですし、持ち家に住んでいます。だいたい、田舎の持ち家というのは、人付き合いが面倒とか、近所の過干渉で疲れる、といった悪宣伝をネットでよく見かけます。

 でもこれって本当でしょうか?

 数十人しかいないような閉ざされた限界集落ならいざ知らず、スーパーの経営が成り立つぐらいには開けた地域で、近所からプライベートを詮索されまくるなんて、かなりレアケースなんでないの? 少なくとも「田舎の持ち家」ということは主要なファクターではないと、経験上、思います。

 大きいのは、自分の居住地に、どれだけ知り合いがいるかだと思うのですよね。

 私の場合、今の場所に越してきて僅か数年、子供がいないからPTA絡みの付き合いなども無く、「目を気にしなくてはいけないご近所」なんてものが存在しないのです(実は、もう少し近所で知り合いを増やしてもいいかなと思っているぐらい)。

 でも、近所に知り合いが多い場合、特に、自身が生まれ育った地の場合は、そう簡単に割り切れるものではないでしょうね。

 「○丁目の○○ちゃん、最近、平日昼間によく見かけるけど、一体、何をしているのかしら」などと、同級生のお母さんあたりが余計な心配をしだすと、確かに面倒くさい。

 就職して、田舎から都会の賃貸に移り住んでいる独身の若者が、田舎を批判して「やっぱり田舎は人付き合いが濃厚で面倒臭い。都会は他人に無関心だから楽だ」というようなことを書いているのを見かけます。

 でもそれは、田舎だから都会だから、ということではなく、引っ越し先に知り合いが誰もいないから、自動的に自分を気にかける人がいなくなった、という話であり、それを都会と田舎の違いと錯覚しているのではないか、と思います。

 都会であっても、結婚して住居を定めて、子供が産まれて小学校に通うようになれば、色々と人付き合いが普通に生じてくるものではないでしょうか?

近所を出歩いても、出会う人が少ない。スーパーには非高齢の男性も。

 実は、もう一つ、「近所の目」が気になっていない理由として、近所を出歩いても、それほど人に出会うことが無く、スーパーも混んでいない、ということがあります。そもそも近所の人に出会う頻度が低いから「近所の目」など気にならない、ということです。

 以前、何かの記事で「平日昼間のスーパーは、空気が女性に支配されている」なんてのを読んだことがあります。人口密集地だと、そういうこともあるのでしょうが、今住んでいる場所ぐらいだと、相対的に女性の方が多くとも、絶対数が少ないので、到底、空気を支配するところまではいかない。

 ついでに言えば、高齢には達していないであろう男性も、時折、見かけますね。奥さんと二人で買い物に来ていたりすることも。

 これは、私の住んでいる青梅・奥多摩あたりだと、自営業、フリーランス、工芸家みたいな人の比率が高く、そういう人達が昼間に買い出しに来ているのではないか、と、これは勝手な推測。

おわりに

 「近所の目」というけれど、その「"目"を気にすべき近所」というものが存在しているのか?まずはそこを考えるべきでは?

 私が思うに、「近所に知り合いが多い土地(特に「生まれ育った地域」)」と「限界集落」を避ければ、それ程、恐るるに足らぬ話のような気がするのですが、いかがでしょうか。

 

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