50歳で早期退職し、セミリタイア!

私セイルは50歳で早期退職、セミリタイアしました!その思いを綴ります。

ここに来て石破氏の株急落。あと野党合流についてもっと報道してやって、可哀想だから

 朝日新聞の調査が驚きの目をもって受け止められています。

次期首相ふさわしいのは「菅氏」最多 朝日新聞世論調査

菅義偉官房長官が38%で最も多く、石破茂自民党元幹事長が25%で続き、岸田文雄・同党政調会長は5%だった。 

安倍政権を「評価する」が71% 朝日新聞世論調査

第2次安倍政権の7年8カ月の実績評価を聞くと、「大いに」17%、「ある程度」54%を合わせて、71%が「評価する」と答えた。「評価しない」は、「あまり」19%、「全く」9%を合わせて28%だった。

 でもこんなのは、私に言わせれば、最初から分かっていた話です。

目次

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 《東京都青梅市:御岳渓谷》

大体、言ってきた通りになっている

 自民党総裁選の行く末については、これまで何回か推測するところを書いてきましたが、大体、言ってきた通りになっていますね(ドヤ顔)

【号外】安倍総理辞任 - 50歳で早期退職し、セミリタイア!

 誰であるにせよ、当分の間は安倍総理の政策を引き継ぐと思います。というか、そういう方が選出されるはずです(だから石破氏はないと思う)。

 今でこそ、誰もが「次期総理は菅氏である」と思っていますが、これ書いたのは安倍総理辞任直後ですからね。多くのマスコミ人が「石破氏が国民の一番人気」だと信じ切っていた頃です。

 しかし、今になってみれば、菅氏圧勝の勢い。それは国会議員票だけでなく、党員の予備選挙においても。「石破氏は本当はすごく人気があるのだが、党員投票が無かったから落選したんだ」という論理が使えなくなり、より石破氏に残酷な結果になる可能性もあります。

何故、石破氏の株は急落したのか

 何と言っても、明らかに石破氏の株が急落しています。ただこんなのは私に言わせれば当たり前で、そもそも、これまでの石破氏の人気とやらが疑わしいものだったからです。

自民党総裁選の今後について考える

 石破氏はいつも逆張りのコメントを出すものだから、マスコミに重宝され露出機会が多く、また、過去の経緯から安倍氏の対抗馬として優先的に扱われている。だから、世論調査で数字が高く出るだけのこと。

 別に、これまでマスコミが世論調査の結果を、政権批判のために捏造してきたとかそういうことではありません。

 具体的に総理の退陣が見えていない段階で、「次の総理にふさわしいのは?」とたずねること自体が愚問だったということです。

 つまり、次の総理に求めることが明確になっていないのに、いきなりそんなこと聞かれたら、答える方としても、知名度や人気で答えるしかない人が多いはず。だから石破氏とか小泉氏なんてのが上位に食い込む。

 あと、もう一つ、これはあちこちで指摘されていますが、自民党総裁選」について、野党支持者・無党派を含めての調査を参考にすることに、どれ程の意味があるのか、ということです。

 マスコミで政権批判を繰り返す石破氏は、野党支持者等にとって一番受け入れられやすいでしょう。しかし、自民党員の多くは自民党の理念に共感しているからこそ自民党員でいるはずで、野党ウケを気にして、石破氏を選択しなくてはならない道理が無い

 勿論、現政権の支持率がボロクソで党内で引きずり降ろされた、ということなら話は全く別なのですが(例えば森総理のように)、そうではありません。

 つまり、石破人気なんてのは、マスコミが勝手に思っていただけの虚像なのですが、ここ数日で、様々な条件が一気に出揃うと、そのようなバイアスが一気に消え失せて、現実に近い数字が出てきた、という訳です。

 これまで地味だった菅氏が一番人気になったのは、回答者が勝ち馬に乗っているから・・・ではありません。そういう風に思いたがる自称知識人が多いようですが。

 今回の総裁選では、「安倍内閣の政策を引き継ぐ」ということを明確にしているため、決して少なくない安倍内閣支持層から、菅氏を推す向きが強いのだと思います。

 一方、これまで次期総理としての期待感が低かったのは、先日も書いた通り、菅氏は参謀タイプであり、安倍総理が満期で辞任した後は、安倍氏とともに一線を退くべき人だと見られていたからでしょう。菅氏が次期総理になったとして、本当にうまくいくのかは未知数です。

 特に、石破氏について色々と書きましたが、石破氏を批判する意図は全くありません。むしろあまりの叩かれように段々と気の毒に感じてきているところです。ただ、政局ウォッチングおよび、今のマスコミがいかにダメかということの題材として著しい例だと思うので、取り上げさせて頂いている次第です。

 マスコミが石破氏のことを、これまでもう少しニュートラルに扱っていたならば、また展開は違っていた可能性はあります。

野党合流についてもっと報道してやって

 このように自民党総裁選については、既に結果が見えていながら、良くも悪くも国民的関心事であります。

 しかし、皆さん、立憲民主党と国民民主党(の一部)が合流して、150人ほどの「塊」が出来ることを忘れてはいませんか?ある程度予想していたことはいえ、あまりの埋没ぶりに泣けてきます

【号外】安倍総理辞任

旧民主党民進党)の人々が合流するとかしないとかで混乱していることなどがあり、ここに辞任をぶつけてくるのは悪い戦略ではないでしょう。狙ってやったのかは別として。

 野党寄りと思われる私の知り合いは、「石破さんがいい」と言っていましたが、野党合流には全く関心を示しません。

 マスコミにおいては、菅官房長官秋田県から上京した苦労人という話は出てくるものの、国民民主党の泉政調会長(代表候補者)はどんな人?ということは紹介されません。

 野党に同情的な朝日新聞サイトでさえ、自民党総裁選については特設のコーナーを作っているのに対し、野党合流の記事についてはその他大勢的な扱いです。

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 可哀想だから、マスコミの皆さんはもっと野党合流について報道してやって下さいよ。結果が見えている自民党とはまた違う面白さがあると思いますよ。

 自民党の総裁選について批判した手前、自民党も顔負けの集票活動ぶりに、とても報道できない、というのではないんでしょう?

 

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