【号外】安倍総理辞任
安倍総理が辞任の意向を固めたとのこと。
本日28日の夕刻に記者会見されるというニュースが昨日のうちに出回り、「これは辞任会見だろう」と推測される方がいて、「ああそうかもなぁ」と思っていました。
今日実際にそうなって「ああやっぱり」という思い。
考えてみれば、体調のこと以外にも、最近支持率が下がってきていたこと、旧民主党(民進党)の人々が合流するとかしないとかで混乱していることなどがあり、ここに辞任をぶつけてくるのは悪い戦略ではないでしょう。狙ってやったのかは別として。
この後、自民党内で後任候補が出され、国会で承認されて、正式に次期総理が決まります。
後任は誰なのか?
それは分かりません。本当は党員で選挙して決めるのが望ましいのですが、この突然の辞任表明、そしてコロナの真っ最中。まぁ、自民公明の上の人達で話し合って決めるのでしょう。よくて国会議員のみの選挙。
誰であるにせよ、当分の間は安倍総理の政策を引き継ぐと思います。というか、そういう方が選出されるはずです(だから石破氏はないと思う)。経済はコロナで大変ですけど、表面上平静を保っている金融市場を混乱に陥れる勇気のある方は、そうそういないでしょう。
だから、先ほど一時的に日経平均がガクッと落ちましたけど、総理が代わっても金融政策が同じように続いていくことが分かれば、そう遠からず盛り返すと思っています。
オリンピックの実施もギリギリまで粘ると思いますよ。
(以上はただの推測。間違っていたらゴメン)
安倍総理といえば、アベノミクス。アベノミクスなんて全然ダメじゃないか!という人もいるでしょう。
でも、リーマンショック後の不景気が終わり、新卒者の就職が上向いてきたのは、やはりアベノミクスがあったからではないですかね。
あと、それまで負けていた私の投資が奇蹟的に回復したのも、やはりアベノミクスがあったから。その回復ぶりといったら、見事としかいいようがありませんでした。
(だから、アベノミクス下で投資が成功していたからといって、それを実力だと勘違いしない方がいいよ、私に言わせれば)
だから、「景気回復の実感が湧かない」などと言われても、安倍総理の支持率は好調だった、特に若い世代を中心に。
でも、こんな形で政権が終わるとは。まぁ、第一次安倍内閣のときも、こんな感じだったんだけどね。選挙で大敗したときは「続投する」と頑張ったんだけど、その一か月後に「やっぱり体調が悪いので辞めます」と突然おっしゃったのです。
先に述べた通り、しばらくは安倍総理の政策が継続されると思います。でも、解散総選挙は遠からず行われます。コロナもありますから、なかなか「いつ」という推測は難しいのですけど、前回の総選挙が平成29年10月22日ですので、遅くとも1年強以内には解散をしなくてはなりません。
その解散総選挙を経て国会指名された総理こそが、本当の総理大臣となります。そのときは、彼が「自分の考えた政策」を行っていくことになります。
今の安倍氏の政策はそのまま続いていくのでしょうか。黒田日銀総裁が任期を迎えたときは、続投させるのでしょうか。
「黒田総裁の次は誰もやりたくない」ジャーナリスト・大学教授・元日銀幹部による覆面座談会
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