当ブログは「50歳でのセミリタイア」を標榜していますから、読者層は当然アラフィフを想定していました。しかし、蓋を開けてみると、アラフォーが最も多く、アラサーが僅差でこれに次ぎ、アラフィフは更にその次であるという結果になっています。
ちょっと不思議というか意外でした。
目次
《山梨県丹波山村:一之瀬高橋トンネル》
新旧ブログのアクセス解析比較
当ブログのある一週間のアクセス解析。
これは、個人情報を読み取っているのではなく、あくまで推定値。しかもユーザーのうち28.2%のみのデータで、全読者が対象になっているわけではありません。ただ充分参考にはなります。
これによると、先にも述べた通り、アラフォー・アラサー・アラフィフの順となっています。この3つの年齢層で全体の約7割を占めています。
なお、当ブログの前身となる旧ブログ(1年ほど前に削除)のデータも残っているので、比較のために挙げてみます。50歳でリタイアすることを標榜していた点では、新旧ブログで変わるところはありません。
すると、アラフィフが圧倒的で4割以上、大分離れてアラフォーがそれに次ぐという結果で、新旧のブログで明らかに傾向が異なっています。本来の想定はもちろん旧ブログの方です。
もちろん、ブログの新旧で記事の傾向を意図して変えていたのではありません。
強いていえば、旧ブログ当時はリタイアしていなかったのに対し、今はリタイア済であるため、立場の違いが内容に反映されていることぐらいでしょうか。
以下、思うことをつらつらと書いてみます。
アラフィフの読者が減ったのではなく、アラフォー・アラサーが増えた結果
読者数は、旧ブログよりも新ブログの方が多くなっています。
恐らくですが、アラフィフの読者が減ったというよりは、アラサー・アラフォーの方々に注目され、その結果、その年齢層の読者が増えたと考えています。
私のリタイア検討・準備の実質は30代・40代にあった
当ブログの最大の主旨は、私が50歳ジャストでリタイアした経験や思ったことを読者の皆さんと共有することです。
しかし考えてみれば、50歳の誕生日になったその日に「さぁ~会社辞めるぞ!」と急に思いついたのではなく、40代の半ば頃からあれこれ検討や準備を進めてきた結果、50歳で会社を辞めるに至ったわけです。
更には、30代の後半頃には、手元の資金でリタイアできないか計算していた、という前史もあります。
そう考えると、リタイア年齢は50歳であっても、リタイアに向けた検討や準備の実質は30代後半から40代の頃にあった、と言えます。また、当時思っていたことに基づいて、40代の悲哀、中年の危機をテーマとした記事を何本か投稿しています。
だとすると、30代後半の方から、40代半ばまでを含んだアラフォーの方々に注目される記事が多く、その年齢層がボリュームゾーンになるのも、また然りということでしょうか。
早期退職勧奨でセミリタイアへの関心が高まった
昨年は、早期退職勧奨の嵐でした。まぁ嵐とは言っても、全体からしたら極一部ではあるのでしょうが、それでもマスコミで大々的に報道されましたし、特に退職勧奨の基準として45歳という年齢がピックアップされました。
すると、45歳に退職しても暮らしていける方式の一つとして、セミリタイアへの関心が、(一部で)高まっても不思議ではありません。
また、ピックアップされた45歳という年齢はかなり早期なので、それだけ世代的にも若い方々・・・アラフォーのみならずアラサーぐらいまで・・・この問題について関心を持つようになっているのでしょう。
このような方々にとっては、「30代半ば頃で退職してしまう超早期リタイア」よりも、「アラフィフくらいまでは普通にサラリーマンを続けるが、それ以降、早期退職勧奨だったり、人生観が変わったりしても対応できるようにしておく」というニーズの方が大きいのはないでしょうか。
だとすると、私のケースはそれに近いので、そのニーズに多少は応えられるのかもしれません。
私自身は・・・
私自身は、リタイアの志望者よりも達成者が、お金のことを気にすることなく、その日常生活で起こったこと・考えたことを記しているブログが、超然としていて好きなんですけどね。
勿論、そういう方であっても、リタイア前に資金計算を絶対にしているはずなのですが、一旦、「これでいけそうだ」と目途がついたなら、リタイア後はお金のことについてあまり拘ることはしない。
すると、そういうブログは、私と同年代である、40代後半から50代にかけての方々によるものが多くなるような気がしています。
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