50歳で早期退職し、セミリタイア!

私セイルは50歳で早期退職、セミリタイアしました!その思いを綴ります。

志村けんさん死去

 ニュースなどでご存知だと思いますが、志村けんさんが新型コロナウィルス感染で亡くなったそうです。 

 ここ何日か重篤という話は出ていましたが、最終的には回復して、半年後くらいには、闘病の話を語ってくれるんだろうな、と思っていましたから、「そんなに悪かったのか」と、全く言葉もありません。

 症状が出はじめたのが17日、23日に陽性確認、亡くなったのが29日。本当にあっという間です。

 政治家やマスコミによる千の言葉よりも、この一つの事例の方が、このウィルスの恐ろしさを教えてくれます

 

 私は今50歳ですが、子供の頃、お笑いといえばドリフ一途でした。当然、全員集合や大爆笑は定番中の定番。毎週土曜日は、まんが日本昔話→クイズダービー→全員集合→Gメン75(→ウィークエンダー)のゴールデンタイムでした。

 

 私と同世代の人(特に男性)は、そういう人が多いでしょう。志村さんはドリフメンバーの中で最も若く、ドリフへの加入も最も遅かったのですが、人気も最もありました。

 さすがに、中学・高校になったらドリフは一旦卒業しましたが、今でも時折、youtubeなどで当時のコントをなつかしく見たりなどしています。

 我々の世代の多く(特に男性)にとって、志村さんは、いつまでもあのときの「しむらー」なのです。

 

 そういえば、以前、TVで志村さんの半生の特集をやっていました。その中で今でも印象に残っているエピソードがあります。

 芸名である「けん」は、実は、志村さんのお父さんの名前の一部からとった名前なのだそうです。

 お父さんは堅物の教育者。滅多に笑うことなく、自宅ではいつも気まずい雰囲気。

 でも、そんなお父さんが笑う瞬間がある。それは、テレビでコメディアンが馬鹿なことをやっているときです。

 それを見ていた志村さんは「こんな親父でも笑わせてしまうなんて、お笑いってすごいな」と思い、いつしかお笑いを志すようになったのだそうです。

 お父さんは、あるとき不慮の事故にあい、精神的な後遺症から仕事ができなくなり、しばらくして亡くなってしまったといいます。

 でも、志村さんのお笑いの原点は、芸名からも分かる通り、「あの親父を笑わせること」にあるのでしょう。だから志村さんのお笑いは、変にひねったところがなく、ストレートで、誰にも分かりやすい。

 当然、子供にも大ウケ。子供は素直だから、つまらなければ見向きもしない。子供にウケる、ということは、その笑いが本物である証拠でしょう。

 

 とにかく、志村さんがこんな形で亡くなってしまったのは本当に残念です。ご冥福をお祈りいたします。 

 

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