50歳で早期退職し、セミリタイア!

私セイルは50歳で早期退職、セミリタイアしました!その思いを綴ります。

退職金が振り込まれていました! 退職金計算の方法とその答合せ

 先日、退職金が振り込まれていました。

 退職金の額がいくらなのか、あらかじめ計算していたことについては、以前も述べた通りです。

退職金が増えるので50歳で辞めることにした - 50歳で早期退職し、セミリタイア!

やはり、退職金の規程はしっかり調べておいて、よかったですね。

あとは、これらの退職金の計算が本当に正しかったのかどうか、数日後に答え合わせです。

  振り込まれた額は、計算通りだったのでしょうか? 果たして・・・?

目次

 

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 《東京都奥多摩町》

 

自社の退職金の体系の調査

 リタイアを志すにあたり行った、自社の退職金の計算方法について書いておきます。(もちろん読者の方は、それぞれお勤めの会社の規程があるでしょうが、あくまで参考として・・・)。

退職金の基本式

 これまで通常の賃金体系でさえ無関心だった私ですから、退職金の計算、最初は戸惑いました。

 しかし今はIT時代。社内規程が、社内の自分用PCから閲覧できるようになっていたのです!(便利な世の中です・・・)。そのなかから退職金の規程を見つけ出すことができたので、さっそく熟読しました。

 退職金の算出方法は単純なものでした。要するに、

  (基本給-調整額)×倍率

 これだけ。ただ、基本給、調整額、倍率は勤続年数ごとに変動していき、退職金算出に使用するのは、退職時点での値が正式なものとなります。

 しかし、それは退職する年にならないと分からない部分が多いので、適宜、現時点での値で近似したり、想定したりするわけです。

基本給

 給与明細に書いてありました。退職までに大きく引き上げられる見込みは無いので計算時点での額で近似します。

倍率

 退職規程の別表に書いてありました。

 退職時の状況により、倍率にはいくつかのパターンが書かれていましたが、普通は「自己都合」か「会社都合」かの2パターンに注目すればよいはずです。前者は後者よりも二割ほどでしょうか、低く抑えられていました。

 また、勤続年数を経るにしたがって倍率は上がっていくので、自分は勤続何年のときに辞めるつもりなのかに従って、然るべき欄を参照します。私の会社の場合、自己都合でも会社都合でも、勤続25周年の段階で、それ以前と大きな段差が出来ていましたね。

調整額

 企業によって呼び方は違うと思うので、ここでは「調整額」ということにします。ベースアップしても、退職金算定に大きく響かないよう、ベア分の額を基本給全体から除いておくものだそうな(分かる?私にもイマイチ分からん)。

 この調整額は計算方法がやたら複雑で、しかもその額が通常の給与明細に載っていません。この値が分からないと退職金の計算ができないので、しばらく悶々としていました。

 その後、年度も変わった段階で定期昇給の通知書が渡されました。何と、その時点におけるズバリの額が載っていました。

早期退職

 退職金の計算は以上のように簡単なものですが、50歳で辞めると、「早期退職」と銘打って、様々な特典がつくことになっていました。

  • 倍率が「自己都合」ではなく「会社都合」のパターンで適用される。
  • 更に3割増し
  • 更に一律ウン百万円を加算

 これらの措置により、定年退職時における退職金とそれほど遜色ない額になるので、50歳で退職することにした、というのは以前から述べている通りです。

退職金にかかる税金

 あと忘れてはいけないのは退職金にかかる税金です。
 退職金がもらえても、結局、税金で何百万も持って行かれるんじゃ意味がありませんが、それは杞憂でした。
 退職金は、無職となる人達の生活資金、という側面がある訳ですから、さしもの国もガッツリと持っていくことはしない。通常の給与所得に比べ、優遇されているわけです。

 以下に、税金の計算方法を書いたサイトを挙げておきます。

 退職所得の場合、控除額がかなり大きい(特に、勤続20年を超える場合)。私の場合、所得税・住民税併せて数十万のオーダーで、額面の数%程度の額です。

 ただ、退職金が、4000万・5000万といった高額に上る場合は、税金は高くなり、何百万もの額が徴収されるはずです。

住民税の一括徴収

 あと、退職月が1~5月の場合、5月までの住民税が退職金から一括徴収されます。

住民税の対応は退職の時期によって異なる?|Bizpedia

1月から5月に退職する場合

会社を退職する際に、最後の給与または退職金から一括で残りの住民税を天引きしてもらうことになります。たとえば、3月や5月に退職する場合、3月の場合は3月と4月と5月の3カ月分を、5月の場合は5月分のみの特別徴収を会社側が行います。

計算は正しかったのか

 このように、退職金と税金の計算を行い、手取額を計算しました。

 退職年齢50歳の場合だけでなく、45~55歳、それぞれの年齢で算出、どの年齢で辞めるのが最もコスパがよいか、すなわち、労働時間に比して、退職金の額が最も高くなるのはいつなのか? なんてことも考えました。

 そうして、50歳の誕生月で退職するのがよい、という結論を得、その場合に、ある金額が、期待される値として算出されました。

 そして先日、実際に振り込まれた額は、その金額とほぼ一致!

 計算が正しかったことに胸をなで下ろしましたよ。

 一方、「自分でも気づいていない増額規程があって、実際にはもっと沢山の額が振り込まれていないか」なんてことをちょっとだけ期待していたのですが、それは無く、ちょっぴり残念、といったところです。

 

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