退職の申し出時期について以前以下の記事をアップしました。
ここでは、 退職の申し出タイミングの候補として、
- 平成31年12月頃の面接
- 令和元年5月頃の面接
があり、結局、平成31年12月にしたと述べました。
その理由として、箇条書きで3つ挙げたのですが、今回はそれらの詳細な説明をいたしましょう。
目次
《埼玉県飯能市(正丸峠)》
理由1・退職までの間に異動になるのを避けるため
私の会社だと大きな人事異動は毎年7月に行われます。
一方、私が退職時期としてターゲットにしていたのは、令和元年12月。
12月に退職しようとしているのに、その僅か5ヶ月前の7月に異動の対象になってしまうと色々と面倒なことになりそうなのは、容易に想像できるでしょう。
よってそうならないように、退職の意志をあらかじめ伝えておく必要があるわけですが、そのタイミングとして、令和元年5月だとしたら、どうでしょう。
既に、会社側は7月の異動の調整の真っただ中、突然「コイツは今年12月でいなくなる」という話を持ち出されても、会社としては困るでしょう。
一方、その前年の12月の段階で意志を伝えておけば、「コイツは来年末にはいなくなる」ことを計算して次年度の体制を作るはずです。よって、7月に異動ということはないだろう、と。
一般的には早過ぎるタイミングであっても、私と会社、お互いのために、前年の12月に伝えておくべきではないのか…と考えました。
理由2・目標管理で、無駄な目標を立てずに済ませるため
私の会社では、12月の面接のほか、5月と11月にも面接がありますが、これは目標管理を行うためのものです。
専用のシートに、業務上の目標なり、自らのスキルを今後どう伸ばしていくか、など色々と書かされ、それらを達成するよう上司から尻を叩かれるものです。
全く嫌なイベントです(余談ですが、リタイアした今、このイベントを二度としないで済む、ということだけでも、本当にすがすがしい気持ちです)。
自分のなかではどうせ退職するつもりなのだから、目標もへったくれも無いのですが、会社はそのことを知りませんから、従前通り、目標を立てるように言ってくることでしょう。
そこで先手を打って、退職の意志を、退職前年の12月で知らせておくとしたら、どうでしょう。
翌5月の面接を避けることはできないものの、そのテーマは、「自らの業務・成長の目標」などではなく、「退職に向けていかに業務を引き継いでいくか」等の話が中心になってくれるはずだろうと。無駄なプレッシャーを受けたり、意味の無い目標設定をしなくて済むだろうと。
そして、前年12月の面接、翌5月の面接について、思惑通りに進めることができたのです。
理由3・退職の話を早く進め、精神的に楽になりたい
退職の意志を早めに伝えようと思い立ったのは、平成31年9月。退職希望日まであと1年数ヶ月の時点。これって短いようで、当時は、かなり先のように感じていました。
例えていうなら、フルマラソンの40km地点。
テレビで見ている人は、「あと2キロなんだからもう少しじゃないか!」と考えてしまうでしょうが、実際に走っている多くのランナーからすれば、その2キロをもの凄く長く感じているに違いありません。スタート直後の2キロとは全然違うのです。
仕事に疲れた心と体にとって、あと1年余りというのは、かなりの長い時間です。これまで「50歳で会社を辞められる」ということを心の支えにしてきましたが、それも限界が近づいていました。
リタイアに向けて、会社と具体的な話を少しでも進めることで、その日が近づいていることを実感し、精神的に楽になりたかったのです。
まとめ
その理由を前項で3つ書きました。どれが一番大きな理由かといえば、普通に考えれば、理由1(退職までの間に異動になるのを避けるため)でしょう。
しかし当時の私としては、理由3(退職の話を一刻でも早く先に進めて楽になりたかった)がとても大きく、他の理由は後から思いついたものです。
そのくらい、当時は心が弱っていたのです。
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